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2025年5月 アーカイブ

2025年5月21日 11時50分27秒 (Wed)

1950年代の「ウエストコースト・ポップス」事情 (パート4)

前回の続きでゲス。


「ユニバーサル」社の映画

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で「怪奇映画」等の音楽担当をしていた、

「ヘンリー・マンシーニ」

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も、

「リバティ」レーベル

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からレコードをリリースしてましたナ。


映画の、

「ROCK PRETTY BABY!」

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の挿入曲で、

「HOT ROD」
 


1957年のリリースだったんだけど、コノ頃は”ホット・ロッド”ってな言葉が付いた映画(殆ど”B~Z級”作品)が色々沢山制作された時期だったでゲス。


同じく「ユニバーサル」社作品の、

「SUMMER LOVE」

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の音楽担当も「ヘンリー・マンシーニ」で、作品中で主人公役の、

「ジョン・サクソン」

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が唄っているシーンがあるんだけど、実際に唄っていたのは「ジョン・サクソン」じゃぁなくって別の人物が当てたんでしたナ。

んで、”ソレ”を務めたのは、

「キップ・タイラー」

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「キップ・タイラー」は自分でバンドを組んでいて「ザ・フリップス」っていってレコードもリリースしていたでゲス。

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1958年に「チャレンジ」レーベルから「キップ・タイラー & ザ・フリップス」がリリースした、

「JUNGLE HOP」
 

なんだけど、所謂”ボ・ディドリー・ビート”に乗せた曲で、改めて、

”本当にウエストコーストのミュージシャンはジャングル・モノが大好き”

なんだなぁって思ったでゲス。

「ロックンロール」でも、ウエストコーストの場合は”ギミック入り”ってのが特徴ですナ。

曲中のサックスは、

「スティーヴ・ダグラス」

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ピアノが、

「ラリー・ネクテル」

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で、そんな彼等がソノ儘、

「デュアン・エディ」

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のバンドに引き抜かれて、んで補充されたメンバーはドラムが、

「サンディ・ネルソン」

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ピアノが、

「ブルース・ジョンストン」

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サックスが「ジム・ホーン」ってな新メンバーでリリースされた「キップ・タイラー」の曲が、

「SHE’S MY WITCH」
 

で、ウエストコーストの人達って”ウィッチ”も好きみたいでゲス。


兎に角LAのミュージシャンは作る曲が”芝居がかってる”ってか、流石に”ハリウッドの町”だけあって、ノベルティ・ソングが自然に出来上がる環境なのかもしれないですナ。


結局「キップ・タイラー」はチャートに登場する事がなかったから一般的にゃぁ知られなかったんだけど、彼の周辺に集まって来たバンドマン達は後のウエストコースト・サウンドを作る”大物揃い”だったんでゲス。


1959年の映画の、

「GHOST OF DRAGSTRIP HOLLOW」

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ってのがあって、作品中で演っている、

「GERONIMO」
 

バンドは、

「ザ・レネゲーズ」

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「アメリカン・インターナショナル」レーベルからレコードはリリースしていて、B~Z級映画専門の、

「AIP(アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ)」社

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が始めたレコード・レーベルでしたナ。


んで、コノ「ジェロニモ」って曲なんだけど、作品中で演っている連中と実際にレコードで演奏している人とは違っていて、レコードでのギターとベースは「リチャード・フォード(後のリッチー・アレン)」、ドラムは「サンディ・ネルソン」、ピアノは「ブルース・ジョンストン」、作曲とギターは、

「ニック・ヴェネット」

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で、彼等は後に、

「ザ・ビーチボーイズ」

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を手掛ける錚々たる顔触れだったでゲス。


又、コノ後直ぐに同じメンバーで出来た曲が、

「TEEN BEAT」
 

で、1959年「ポップ・チャート」4位、「リズムンブルーズ・チャート」17位の”インスト・ヒット”となって、以降「サンディ・ネルソン」はソロになって次々にヒット曲を連発しますナ。


ハイ、今回はココ迄でゲス。


次回をお楽しみに。


では、では。


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2025年5月7日 10時27分23秒 (Wed)

1950年代の「ウエストコースト・ポップス」事情 (パート3)

前回、録音技術が売り物の、

「リバティ」レーベル

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が架空のグループの、

「ザ・チップマンクス」

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を作って、大ヒットして、シリーズ化したところ迄のUpでしたナ。


んで、続きでゲス。


そんな「リバティ」レーベルから新たなアーティストによる摩訶不思議なサウンドが登場しますナ。

「QUIET VILLAGE」
 

”エキゾティック・サウンド”の、

「マーティン・デニー」

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で、1957年にリリースしたアルバムの、

「EXOTICA」

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は、1959年になってから「アルバム・チャート」で1位を獲得したでゲス。


以前に、

”コーラス”モノ (パート7)

のところでUpした、

「ザ・キャデッツ」

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や、

「ザ・ジェイホークス」

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の、

「STRANDED IN THE JUNGLE」
 

が思い出されるんだけど、ウエストコーストの人って”ジャングル・サウンド”が好きみたいですナ。


実は先出の「クワイエット・ビレッジ」のオリジナルって、

「レス・バクスター」

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で、

「キャピトル」レーベル

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で、

「ナット・キング・コール」

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等のサウンド作りをしていた「レス・バクスター」が1951年にリリースしたアルバムが、

「RITUAL OF THE SAVAGE」

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”野蛮”の儀式”?ってな風に訳せばイイのかなぁ。


「ナット・キング・コール」の甘美なバラードをアレンジする傍らで、自分の趣味はこういった”ジャングル・サウンド”だったでゲス。


まぁ、実際の音作りは、

「ネルソン・リドル」

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が演っていたってな説もあるみたいだけど、まぁ真偽の程は?ですナ。(ココじゃぁリスト通りに「レス・バクスター」としておくでゲス。)


そんな「リバティ」レーベルから、次々と「マーティン・デニー」以外にも不思議な音のレコードがリリースされますナ。


「SF映画」の、

「THE TIME MACHINE」

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のサントラも手掛けた、

「ラッセル・ガルシア」

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は、1958年に、

「FANTASTICA」

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ってなアルバムをリリースして、ソノ中で”スペース・サウンド”を披露したでゲス。
 

”ヴィーナス(金星)”の曲ですかネ。

1957年に世界初の人工衛星の、

「スプートニク」号

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の打ち上げに成功したのでコノ頃は”スペース・サウンド”が大流行したんでゲス。


次に登場するのは「リチャード・マリーノ」楽団の、

「OUT OF THIS WORLD」

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ってな”スペース・サウンド”のアルバムをリリースしたんだけど、ソノ前にリリースした、

「THE MAGIC BEAT!」

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の、

「FEVER」
 

テープレコーダーの早回しからエキゾティックな”ジャングル・サウンド”、そして”スペース・サウンド”ってな具合に録音技術に凝っていたのが特徴の「リバティ」レーベルなんだけど、そういえば、

「エディ・コクラン」

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の、

「SITTIN’ IN THE BALCONY」(邦題「バルコニーに座って」)
 

も「リバティ」レーベルからのリリースで、コノ時代の数ある”エコー処理”の曲の中でも”フィードバック・エコー”の使い方が上手いのも頷けますナ。


未だまだ続くんだけど、今回はココ迄でゲス。


んじゃぁ、コレにて。


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プロフィール

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自己紹介
WW2以降1970年代迄の”映画”、”音楽”、”ファッション”等などが大好きな、

”「BEAT」野郎”

で、特に1950年代が大好物でゲス。

岐阜で「MEMPHIS」っていうアメカジ店を2010年1月末日迄やってましたが、現在は家業をついで”製帽業”をしてますヨ。(「CA4LA」、「ポール・スチュアート」、「ザ・スコッチ・ハウス」、「コムサ・デ・モード」等より仕事を頂いているでゲス。)

他にも個人的に「MEMPHIS工房」として”帽子”製作、販売していますヨ。(コチラは出来上がり次第「作品集」のコーナーに随時Upしますのでご覧くださいませ、ませ。 詳細のお問い合わせ承りますので、お気軽にどうぞ。)

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