2012年03月 アーカイブ

ダービー卿CT・産経大阪杯展望

<ダービー卿CT>
 このレースで過去3年馬券になった馬の血統傾向を見てみると、すべての馬がロベルトまたはニジンスキーかトニービンの血を持っている。基本的に中盤が緩まない持続戦になるので、欧州的なスタミナが要求される。今年は前に行きそうな馬が多く、例年通りスローは考えにくいので同様な傾向になると予想される。
本命はタガノエルシコ。父はロベルト系のマヤノトップガン、母父はニジンスキー内包のダンスインザダークとこのレースに適した血を兼ね備えている。トップガンはブラッシンググルームを内包しており、ダンス×ブラッシンググルームで08年に3着したダンスフォーウィンと似たような配合だ。初の中山と脚質面の不安はあるが、前走でマイルにも対応できており、厳しい流れになるほうがパフォーマンスを上げる可能性が高い血統だ。
対抗は同じロベルト系のミキノバンジョー。母系にニジンスキーがない分だけタガノより評価を下げたが、枠や展開利はこちらの方があるかもしれない。日曜の馬場が完全な内伸びならば本命評価にしてもよい。距離はマイルがベストでこの距離なら先行も可能。
一発があればリーチザクラウン。ニジンスキー持ちで血統面もクリアしているが、何よりもまともなら強いのは明らか。喉鳴りの手術の効果がどの程度あるか、かつてダイワメジャーが手術を経て劇的な復活をしたのもこのレースだった。中心はこの3頭。
以下は紐。
ダイワファルコンとアプリコットフィズはトニービンを持つが、ジャンポケは中山マイルでは不振。あまり評価はしたくない。どちらかといえばアプリコットの方が能力は高そう。前走の敗因は距離。この馬は気性的に短い方がいい。あとは馬場差がどうなるか。
ガルボはそろそろ走らなくなる時期。あと斤量が厳しい。ニジンスキー持ちなので押さえるという評価。オセアニアボスはロベルト系のレッドランサム産駒だが、レッドランサムは母方がダマスカスということでロベルト系の中では欧州というよりも米国に近い。その点でスタミナに不安あり。あとは血統は合わないがテイエムオオタカが気分良く逃げれば巻き返しの可能性がある。ただ土曜のレースを見る限り、内田の騎乗フォームが崩れており、ここにきて怪我の後遺症が出てきている感がある。しばらく内田はスランプになるかもしれない。

◎Eタガノエルシコ
○@ミキノバンジョー
▲Nリーチザクラウン
△Bダイワファルコン
△Gガルボ
△Iオセアニアボス
△Jテイエムオオタカ
△Kアプリコットフィズ


<産経大阪杯>
 逃げるとダメで何としても2番手でレースを進めたいアーネストリー。有馬記念を見ても自ら飛ばしていく気配は全くない。逃げ馬不在、超スローペースになることが予想される。ここまでスローになることが予想されるならば、ローズキングダムの出番だと思うのだが・・・。問題は馬場。日曜に回復はするのだろうが、とにかく時計がかかるタフな馬場になっている。土曜の1000万クラスでは2分7秒もかかっている。こういう馬場だとローズキングダムの切れ味は活かせず本命には推せない。
本命はフェデラリスト。前走の回顧でも言ったが、この馬はエンパイアメーカーではなく、母方の血が濃く出ている。トレイルブレイザーやエイシンデピュティと同じくダートっぽく見せて、隠れニジンスキーのスタミナタイプなのだ。前走で既に証明しているが、タフな馬場はお手の物。休み明けの実績馬より仕上がり面でのアドバンテージも大きい。
対抗はナカヤマナイト。こちらも隠れニジンスキー。こちらも前走でタフな馬場をこなせたのは大きい。フランス遠征を経て馬が大きく成長した。
3番手はショウナンマイティ。こちらもタフな馬場はこなせる。あまりにも上がりが速いと切れ負けするので、内回りに変わるのはプラスになりそう。あとは血統面は強調できないが斤量が56キロに減るコスモファントムは押さえておきたい。57キロ以上になると急激にパフォーマンスを下げる馬なので、今回久しぶりに56キロで激走する可能性がある。
トーセンジョーダンとアーネストリーは非SSで休み明け、仕上がり途上ということを考えると展開に恵まれて3着までか。

◎Eフェデラリスト
○@ナカヤマナイト
▲Jショウナンマイティ
△Aトーセンジョーダン
△Dコスモファントム
△Gローズキングダム
△Hアーネストリー


さてこのあとはドバイワールドカップ。スマートファルコン、トランセンド、エイシンフラッシュの3頭が出走します。かなり厳しいレースになるとは思いますが頑張ってほしいですね。トランセンドがどう動くが日本馬にとっての大きな鍵になるでしょう。共倒れだけは避けてほしいのですが・・・。強敵はソーユーシンクやゲームオンデュードよりも前哨戦を快勝したカッポーニでしょう。先行して最後も速い脚を使える馬でないとメイダンでは厳しそうです。エイシンフラッシュはスロー専用なのが何とも。
デューティーフリーのダークシャドウは有力ですが、力を出せるかそうか。ダンスは気まぐれ。ドバイという初めての環境で鮮度は抜群なのでそこを活かせれば。福永は大いに不安です。このレースにはフェデラリストが挑んでほしかったのですがね

今週の重賞回顧

毎日杯
1◎ヒストリカル
2 マウントシャスタ
3○スピルバーグ
投資1200円
回収0円

馬場は悪かったが阪神芝1800mらしく決め手があるディープ産駒のワンツースリー。ただマウントシャスタはもう少し早い馬場だとキレ負けするはず。今回は馬場に恵まれた。ヒストリカルは直線で壁になり、仕掛けが遅れながらも一気に差し切った。不利な展開でよく差したようにも見えるが、この馬はあの乗り方でいい。コーナーで仕掛けていく末をなくすので、できるだけ溜めた方がいい。そういう意味ではアンカツは非常に合っている。皐月は回避のようだが、まあ正解でしょう。ダービーはやや距離が長い気もするので、NHKマイルCを使ってほしいが。スピルバーグはもっと乾いた馬場の方がいいだろう。能力は高いが厩舎が厩舎だけにこれ以上パワーアップすることはなさそう。


日経賞
1 ネコパンチ
2 ウインバリアシオン
3◎ルーラーシップ
投資1500円
回収0円

向こう正面でやられたと思った。ネコパンチの逃げ切りを許したのは2番手にいた三浦。エリ女のスミヨンもそうだったが、この手の逃げ切りの原因は2番手の騎手にある。三浦はとにかく前に1回出るとペースを落とせるだけ落とす騎手。これにネコパンチ以外の全馬がはまってしまった。ネコパンチのペースは速くない。ペースを数秒間だけれど三浦に合わせてしまった後続の馬たち。その間に絶望的な差がついてしまった。その時点でもう手遅れ。追いかけても脚をなくすだけ。ルーラーシップにはつらい展開になってしまった。あとはAJCCの違いとして中山の外回りと内回りの差もあったかもしれない。自分のパターンにはまったときの強さは本物だが、そうでないともろいのは相変わらず。ウインバリアシオンの2着は鞍上との相性の良さを感じた。直線一気しかできない不器用な馬で中山では用無しと考えていたが、スムーズな競馬をすることができた。ペースが緩かったのもあるだろうが、今後への展望がひらけた一戦といえるだろう。


マーチS
1○サイレントメロディ
2 メイショウタメトモ
3 バーディバーディ
投資1000円
回収0円

難しいレースだったが、馬場の軽さを活かしてサイレントメロディが切れ味を発揮した。シルクシュナイダーは失速率が高い馬場でこその馬で、今回のような軽い馬場は合わない。バーディバーディがだいぶ復調してきたので次回注意が必要。


高松宮記念
1△カレンチャン
2○サンカルロ
3△ロードカナロア
投資8600円
回収0円

馬場が乾いて外差しから内伸びに変貌した中京競馬場。予想は変更してロードカナロア、カレンチャン、マジンプロスパー、ジョーカプチーノからいったが・・・。先行有利なのでカレンチャンにとっては非常に楽な競馬だった。母父トニービンでスタミナも補充されているので最後も持ちこたえることができた。サンカルロはコース形態がやはり合っているということか。それにしてもこのコースで34秒台の脚を使ったことは素晴らしい。昨日の馬場ならば突き抜けていただろう。ロードカナロアはこんなものか。コース形態は合っていないが馬場は味方した。あそこで割れない辺りはキンカメ産駒ということ。ジョーカプチーノは想像以上にテンの脚がなくなっている。もうスプリント路線では無理かもしれない。
アグネスウイッシュは条件合えば重賞でも穴をあけそう。末脚は本当に堅実だ。


合計
投資176000円
回収99940円
回収率56.8%

3ヶ月周期の回収率計算も今週で終了。ふがいない成績で申し訳ありません。4月からは何とかと思いますが、春は毎年苦手にしているので何とも言えません。とにかく頑張ります。

高松宮記念展望

<新中京1200mの特徴>
これまで下級条件6レースしか施行されていませんが、ここから読み解いていきます。

ポイント1 距離短縮有利
前走1200m 3-3-2-55 連対率9.5% 複勝率12.7%
前走1400m 1-2-2-13 連対率16.7% 複勝率27.8%

ポイント2 最も時計がかかるコース
平均ラップは34.9-36.6という2秒弱の前傾ラップになっているが、ただの前傾ではない。前半ラップも後半ラップも同クラスの平均から考えて、中央競馬の全コース中最も遅い。一番近いラップ構成になっているのは札幌と函館だが、これらは洋芝によるものである。間違いなく、この新中京は中央競馬の中で一番タフな競馬場といえるだろう。

ポイント3 外枠有利
サンプル数は少ないが、複勝率でみていくと1枠が16.7%、2〜5枠が8.3%、6枠が25%、7枠が27.8%、8枠が22.2%となっており、明らかに6枠より外が有利である。これはコース形態によるものなのか、今の荒れ馬場が影響しているのかは分からないが、少なくとも今回の馬券検討には使えるデータだろう。

ポイント4 スタミナ血統
血統傾向的にはバクシンオー産駒が2勝。ただ勝っているバクシンオーはいずれも母系にスタミナがあるもの。それ以外はキングヘイローやダイワメジャー、マンハッタンカフェなどが好走している。中京芝で全般的に不振なのがキングカメハメハ。

時計がかかる、スタミナ血統、外枠有利、距離短縮有利などのポイントから考えていくと、このコースはスプリント王決定戦にはまずふさわしいコースとは言えないだろう。求められるのはスピードではなく、1400〜1600にも対応できるスタミナ。もっと言うとスタミナというよりはやや1200ではスピードが足りない適性ズレの馬に向くコースといえるだろう。スピードがある馬から脱落していくレースになるだろう。

狙うのは1400m実績馬で、1200mでは差していつも脚を余すような馬が差し届くイメージだ。

本命はジョーカプチーノ。この馬は本質的にスプリントは短い。前走後方からになってしまったのは予想通りで、テンのスピードがそれほどないため、内枠だと先に行かれてしまい、スムーズなレースができなくなってしまうのだ。この馬の好走パターンは外枠から気分良くいくこと。今回は絶好枠を引き、コース適性もばっちり。前走で苦しい競馬を経験したことで、今回は馬がより気分良く走れるはずだ。
対抗はサンカルロ。Mr.1400mといっていい馬。こちらも良い枠を引き、直線はまず間違いなく追い込んでくる。レース全体の上がりがかかるほど浮上してくるので、自然に馬券圏内には入ってくるはずだ。
3番手にツルマルレオン。当初は本命にまで考えていた馬。1200mではいつも上位の上がりを使うが届かない馬で、展開や馬場が味方すれば穴をあけるタイプ。父ハーツクライというのも同じトニービン内包SS系だったプレミアムボックスを彷彿とさせる。評価を下げたのは枠順。もう少し外ならと思うが、乗り方ひとつ。
あとはカレンチャンも押さえる必要はある。ややスピードがありすぎるように思うが、阪神1400での実績もあるので。
人気のロードカナロアは不安要素ばかり。血統傾向合わず、1400実績もなし。最内のキンカメで今の馬場傾向にも合わず。1番人気の福永。これで勝ったら文句なしに日本最強のスプリンターだと思いますが、そこまで強いのか?△評価までにしかできません。
あとは1400実績あるマジンプロスパーやサクラゴスペルなど気になる馬もいますが、いずれもワンパンチ足りないかなという印象。バクシンオーからはダッシャーゴーゴーとアグネスウィッシュがコースには対応できそう。

◎Oジョーカプチーノ
○Pサンカルロ
▲Gツルマルレオン
△@ロードカナロア
△Bアグネスウイッシュ
△Iカレンチャン
△Jサクラゴスペル
△Kマジンプロスパー
△Nダッシャーゴーゴー

今週の重賞回顧

ファルコンS
1 ブライトライン
2 レオンビスティー
3▲サドンストーム
投資1800円
回収0円

新装中京の特徴は掴みかねていたが、このレースの結果を受けて少し傾向が見えてきた。馬場が荒れてきているのもあるが、芝は最後の失速率が高く、かなりスタミナが必要。実際の距離もよりも少し長めの適性が要求される。短縮の方がいい。あと1400はスタート後の直線が長いことが影響しているか、圧倒的に外枠の成績が良い。外枠のマイル適性が高い差し馬を狙えば良さそう。ブライトラインはそういった条件を満たしていたと言える。レオアクティブは内枠が響いた。うまく馬群が捌けず終わってしまった。あとはバクシンオーの取捨をこれから研究したいところ。


フラワーC
1 オメガハートランド
2◎メイショウスザンナ
3○サンキューアスク
投資1500円
回収0円

オメガハートランドは前走ドスローを後方で抑えこまれて負けた人災。もちろん巻き返しておかしくない馬だったが、重馬場適性がないと判断して痛恨の無印。本命対抗が2着3着だけにつらい結果に。レース的には特に評価するところはなし。


阪神大賞典
1△ギュスターヴクライ
2◎オルフェーヴル
3△ナムラクレセント
投資2100円
回収0円

オルフェーヴルの逸走で池添は批判されているが、あれは仕方ないでしょう。外枠で壁を作れず、スタートから掛かりっ放し。あそこで手綱を放したら外ラチに吹っ飛ぶ感じだったので、ブレーキは致し方ない。あのレベルまでいってしまうとレースの中ではどうしようもない。もちろんオルフェーヴル自身には大きな課題ができてしまったのは事実。これはもう一度一から陣営が作り直すしかない。最大目標は凱旋門賞であり、そこへ向けてしっかり立て直してもらいたい。
三冠馬でああいった目立つ騎乗をしてしまうと批判されるのも分かるが、そういった視野の狭い競馬ファンにだけはなりたくないもの。普段から競馬をよく見ていればもっと酷い騎乗はたくさんあるよ。今回は馬の教育の問題、もちろん池添の技術もあるのかもしれないけど、そこを突っ込むのはかわいそう。やろうとしてできないのを否定したくはない。一番腹が立つのはやろうとしないこと。考えもしないこと。こいつ何考えて乗ってるんだろ?と思ってしまう騎乗が一番許せないわけです。


スプリングS
1○グランデッツァ
2◎ディープブリランテ
3△ロジメジャー
投資5000円
回収17960円
三連複89.8倍×200円的中!

負けはしたが、ディープブリランテの追い出されてからのフットワークは本当に惚れ惚れする。走りを見ているだけで幸せな気分になれる馬は久しぶり。気性はどうしようもない。今回も終始掛かり通し。何とか抑えられているように見えるけど、脚の回転スピードは他の馬よりも遥かに速い。何というかエネルギーを暴発させながら走っている感じ。この制御ができるかどうかが今後のブリランテを左右するが、うまくコントロールされれば連勝街道を突き進むだろう。そういう意味では去年のオルフェーヴルにとても似ている。問題は矢作にその手腕があるかどうかだが・・・。
今回控える競馬をしたことが次につながってくれれば。才能は本当に素晴らしい。負けても、やっぱりディープブリランテは凄かったという印象しかない。
グランデッツァはこういう馬場は大得意。血統とは裏腹に全くキレがない馬なので今回はベスト条件だった。イメージとしてはロジユニヴァース。皐月が良馬場なら無印で良いと思う。
アルフレードははじめてパドックをしっかり見たが、繋ぎが短く距離には壁がありそう。もしかするとマイルでも長いかもとい印象。ベストは1400になりそう。
ロジメジャーが3着に入ったが、これは完全に今日の血統傾向に一致した馬。SS×ミスプロに向く馬場だったことで頑張れた。マイネルロブストは重ダメなのが確定。良馬場ならNHKマイルCとかでも面白いかも。ゼロスはこんなもん。
これで皐月賞はだいたい見えたので、その頃までには中山競馬場をしっかりと整備しておいてもらいたい。

合計
投資163700円
回収99940円
回収率61.1%

今週もお休みさせていただきます

自信を持った予想ができる状態ではないため、今週も予想の公開は控えさせていただきます。中山はどうしようもない馬場で、正直言ってまともに予想はできません。馬場状態の読みと展開がすべてだと思うので、その判断はレース直前に行いたいと思います。
いずれにしてもディープブリランテは本命ではありますが。今のところはストローハット、マイネルロブスト辺りを相手本線に考えています。もちろんアルフレード、グランデッツァも能力は高いです。ゼロスは弱いです。これまでの連勝もすべて恵まれたもの。また明日も恵まれる可能性はありますが、弱い馬をわざわざ買うというのも性に合わないので。
阪神大賞典はオルフェーヴルがどんな走りをするか観戦するレースでしょう。ヒルノ、ギュスターヴが安すぎるのと、両馬の鞍上が個人的には全く信頼していない人なのでここに勝負したくはないです。泥臭いスタミナ血統が来るレースなので、コスモヘレノスやナムラクレセント辺りの復活に少し期待しています。

買い目はまた直前に掲示板に貼るので、興味がある人は見てください。よろしくお願いします。


プロフィール

プロフィール画像
ニックネーム
チャリオット
twitter
chariot001
予想スタイル
血統中心。馬場バイアスと展開などを組み合わせて予想。買い方は三連複と馬連がメイン。
好きな馬
ディープインパクト、ファインモーション

ブログ

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