国際グラフ掲載記事


(記事内容詳細)
アドバイスや批判はしないカウンセリング
 まず、カウンセラーを志されたきっかけから伺います。
早川(みどり) 私は子宮外妊娠と不妊治療を経験し、それをきっかけに、流産・死産の自助グループと関わるようになりました。しかし活動の中で、「何か力になりたい。でも、どう働きかけたらよいのか分からない。経験者として共感はできても、その先に進めない。」 ― そんな気持ちから、何か一歩を踏み出そうと、三年前にカウンセリングの勉強を始めたのです。
 カウンセリングという言葉は近頃、随分広範囲で使われていますよね。
早川(みどり) この仕事に国家資格などはありません。それ故、カウンセリングという意味がかなり広義となり誤解されたり、実施後、傷ついてしまったりということも少なくありません。私共のカウンセリングにおいての主導権は「クライアント」にあります。カウンセリングは相談ではありません。私どもは答えを持っていませんし、答えはクライアントの中にあるのです。「本人が望んでいる、心の中の本当の気持ちや答え」に対し、それに気付くための働きかけを行う、それが私どもの仕事なのです。
 なるほど。カウンセリングというとつい相談、引っ張っていってもらうというイメージがありました。
早川(みどり) 私どもの手法では、指摘やアドバイス、批判などは一切しません。
 私には到底無理な仕事ですね。以前、高名なカウンセラーにお会いした際、結論を出されないことが不思議だったのですが、今思えばそれがこの手法だったのですね。
早川(みどり) そうかもしれませんね。自分の中にある答えに気付くこと、それが悩みを解決する近道になるのです。
 カウンセリングの他、人間関係に関するセミナーも実施しておられるとか。
早川 カウンセリングの基礎知識を学び、信頼関係構築方法を学習する深層心理セミナーです。信頼関係構築は人間関係における必須項目です。個人の問題から企業におけるメンタルヘルスケアに至るまで網羅した内容となっています。メンタルヘルスケアができる方が少しでも増えれば、その分、楽になる方も増えることになります。
 代表は将来的にその方向で活動を広げていくお考えですか。
早川 はい。最終的には不登校問題を抱えている家庭と学校との間に立つ第三者機関のNPO法人を設立したいと思っています。
 必要なことを自分達で自ら進める意識の高さに感銘を受けました。様々な問題の解決へのご尽力を期待しております。 本日はありがとうございました。 






 




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