PIC10F322 PIC_WAIT
任意サイクルのWAIT方法をPIC10F322に適用する。(2013.11.20 加筆修正)
<考え方の基本>
1.PIC10F322 はプログラム領域が小さいのでプログラミングの自由度を高めるため
PIC_WAITで紹介したようなテーブル参照を止める。
2.PIC10F322にはCALLW命令が無いためプログラムによる遅延を減らすには根本的に
無理がある。PIC10F322のコードではプログラムサイズをできるだけ小さくする志向とする。
3.WAITの引数はレジスタで渡す。(以下の例ではDL,DLHを使用)
4.最小範囲 (~255サイクルまで) のWAITにはPCL書き換え命令を使用する。
5.広範囲かつ任意サイクルのWAITを実現する。
(参考).CALLWを使用した場合の総遅延量=6サイクル。(詳細はPIC_WAITのページを参照)
<255サイクルまでのWAIT例1> W001は<0x100の領域に配置する。レジスタDLのみ使用。総遅延量13サイクル
<メインルーチン>
MOVLW ?? ;遅延サイクル
MOVWF DL
MOVLW .13 ;遅延量補正
SUBWF DL,F
COMF DL,F ;DL=/DL
CALL W001 ;2
W001:
CLRF PCLATH ;1
SWAPF DL,W ;1
ANDLW 0x0F ;2
ADDWF PCL,F ;1
fill (CALL RET0C),(.15)
MOVF DL,W ;1
ANDLW 0x0F ;1
ADDWF PCL,F ;2
fill (NOP),(.3)
RET0C:
fill (NOP),(.9)
RET03:
fill (NOP),(.2)
RET01:
NOP
RETURN ;2
<255サイクルまでのWAIT例2> W001は<0x100の領域に配置する。レジスタDL,DLHを使用。総遅延量11サイクル
<メインルーチン>
MOVLW ?? ;遅延サイクル
MOVWF DL
MOVLW .11 ;遅延量補正
SUBWF DL,F
COMF DL,F ;DL=/DL
SWAPF DL,W ;DLH:上位4ビット
ANDLW 0x0F
MOVWF DLH
MOVLW 0x0F ;DLH:下位4ビット
ANDWF DL,F
CALL W001 ;2
W001:
CLRF PCLATH ;1
MOVF DLH,W ;1
ADDWF PCL,F ;2
fill (CALL RET0C),(.15)
MOVF DL,W ;1
ADDWF PCL,F ;2
fill (NOP),(.3)
RET0C:
fill (NOP),(.9)
RET03:
fill (NOP),(.2)
RET01:
NOP
RETURN ;2
上記サブルーチンを使用する場合W256、W65536の記述は次のようになる。
W256:
ADDLW 0x01 ;1 ;1
BTFSC STATUS,Z ;1+1=2 ;1+1=2
GOTO $+6 ;2+253=255 ;2+1=3
MOVWF REG0 ;3+1=4
CALL $+4 ;253 ;4+253=257
INCFSZ REG0,f ;253+1=254 ;257+1=258
GOTO $-2 ;254+2=256 ;258+1=259
NOP ;259+1=260
MOVLW .256-.61 ;1 ;260+251=256+255
ADDLW .1 ;1
skpz ;1
GOTO $-2 ;2/1
GOTO RET03 ;7 TOTAL:1+(1+1+2)*61-1+7=251
W65536:
ADDLW 0x01
BTFSC STATUS,Z
GOTO $+6
MOVWF REG1
CALL $+4
INCFSZ REG1,F
GOTO $-2
NOP ;[1]
MOVLW 0x01 ;[1]
CALL W256 ;[65281]=2+254x256+255=255x256+1
MOVLW .256-.61 ;[1]
ADDLW .1 ;[1]
skpz ;[1]
GOTO $-2 ;[2/1]
GOTO RET01 ;[5] TOTAL:1+(1+1+2)*61-1+5=249
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