2016年12月 アーカイブ
2016年12月10日 22時15分42秒 (Sat)
寝袋の活用
ヤガイカツダーK第2話
2016年11月16日(水)

① 誘われて
「清川ってそんなにいいところかな?」斎藤さんは仕事で書類をまとめながらふと考えた。清川村。斎藤さんは学生の頃ちょっと山登りをしたことがある。清川には有名な山の名前を聞いたことがない。気になるとどうにも落ち着かない斎藤さん。説明会で野外活動の重要性を話していたKさん。Kさんはしきりに清川でのキャンプの話をしていた。アドレスを教えてもらっていたのでメールしてみると、「それなら清川に一緒に行きませんか?」という返信が来た。Kさん暇なんだなと斎藤さんは思った。その週の土日を利用して清川に行くことにした。
Kさんとは本厚木で待ち合わせ。神奈川中央交通バス。なんとバスは1時間に1本のペース。不便な所だな、車で行ってしまえば30分もあれば楽勝で行けるところなのにな、と斎藤さんは思いました。宮ケ瀬湖はまあ観光地っぽいところもあるけど、その途中の清川村なんて、何にもないところだぞ。こんなところでテント泊なんてできるのか?と斎藤さんは正直心配になりました。
寝袋。

身体が完璧に密着するマミータイプが温かいです。ダウンは温かいですが、濡れると全く保温が効かなくなるので取扱いの苦手な方は化学繊維系の寝袋がいいですね。
② 清川のテント泊
宮ケ瀬行のバス停に並んでいるとKさんがやってきました。恰幅のいいにこやかなおじさんといういでたち。やけにリュックが小さいのが気になりました。「こんにちは。K先生。」と声をかけると「お、こんにちは。今日はよろしくお願いいたします。アイハブアペーン。」やはりちょっと変な人。「斎藤君。リュックでかいね。縦走するつもりかな。」そう言われてちょっとどぎまぎした斎藤さん。「せ、先生は何でそんなに荷物が少ないんですか?」と聞くと「まあまあ、必要最小限ですなあ。アイハブアンアプル。」そう言いながらも後からもう一つ大きめのダッフルバッグを取り出した。なんだあ、別に荷物を持ってるんだ。なんだよ、アウトドアは両手を自由にさせておくっていったじゃないか。先生自分で守ってないや、ダメじゃん。そんな斎藤さんの不審な目つきを察してか、Kさんは「あ、これ?すんません。気にしないでね。」と笑いながらバスに乗り込んだ。
③ 寝袋
「その大きな荷物は何が入ってるのですか?」とKさんは聞きました。「あ、これは寝袋です。でかくてかさばって大変です。先生は?」「このリュックの中に入ってますよ。」と悠然と答えた。まだ「アイハブア。」をやっている。さすがにバスの中なので小声だったが。「斎藤君、このアイハブアペン、アイハブアンアップルの次、間をおいて突き刺すところね。あそこの『ウッ』がなかなかに難しいね。」「テントはその黒いバッグですか?」斎藤さんはテントを持ってませんでした。Kさんが持ってくるといってたので、今度こそ「テントはその黒いバッグですね。」というと「いや、それもリュックの中ですね。」ええ?そんなに小さいの?
これがキャンプマット。このように蛇腹になっているタイプが使いやすいですが、丸めていくロールマットタイプが一般的。
④ テント泊
清川までバスに乗っていった。降りてしばらく歩くと、「ここだな。」とKさんは足を止めた。何の変哲もない堰堤のある河原だった。斎藤さんは拍子抜けした。テント泊するんだからもっと風光明媚とか開けているところとか期待していたのだが。「K先生。本当にここなんですか?」と斎藤さんはいぶかしげに聞いた。「そうここだね。」とKさんは普通に答えた。まあKさんのことだからとは思っていたけどこれはひどすぎると斎藤さんは思った。Kさんは「ここらがいいな。」と河原からちょっとだけ高い場所を探してテントを広げ始めた。斎藤さんは慌てて「あ、手伝いますよ。」と手を出すと「大丈夫。これ簡単だから。」と出したテントは実に小さく、これで2人も寝れるのかなと心配になった。
「斎藤さんも寝袋とマットを出してください。」寝袋はダウンのいいのを借りてきた。マットは銀のシートを用意した。一方Kさんは膨らますタイプのマットを出した。プールで浮きに使うようなペラペラのものだ。
これでばっちり。Kさんは座椅子みたいなのを出してどっかり座り、バーナーを出して食事の用意をし始めた。さとうのごはんにレトルトカレー。これはなかなか美味しかった。
5時過ぎるとかなり暗くなってきた。斎藤さんはヘッドランプをつけてみた。「これ、K先生がお話しされていたヘッドランプです。」「ほう、あ、これは、ベツルのマイクロ。これいい機種ですね。」斎藤さんは褒められてうれしくなった。斎藤さんはレジャーシートに座り、Kさんは例の座椅子に座った。Kさんがいれてくれたインスタントのコーヒーがうまい。「斎藤さん、ヘッドランプを消してごらん。」とKさんにうながされ、斎藤さんはライトを消した。消してみて驚いた。月が実に明るく見えていた。木々の間からその光線が入り、地面に置いたコーヒーカップからしっかりと影ができるくらいだった。そして、鬱蒼とした木々が、昼間とは様相を変え、大きく迫ってくるように感じだ。しかしそれは恐怖心ではなく、温かく包まれている感覚だった。何かが斎藤さんの身体に沁みてくるそんな感じだった。「ふううううう。」斎藤さんは思わず息を吐いた。有名な観光地でも、話題のスポットでもない、こんな何もない場所。しかし、自分の身体に自然が入ってくる、いや、もともと自分は自然の一部だということ、普段は考えもしない、感じもしないことがここで感じられる。それはとても心地の良いものだった。「先生、これはすごいですね。」と斎藤さんは感嘆の思いだった。「そうですか。それはよかった。わたしもこの気持ちがやめられなくてテント泊をしています。有名なところではなくていいんです。ただ自然の懐に入りに行く感じです。さあ寝ますか。」「ええ?もう寝ちゃうんですか?」「はい。」Kさんはさっさとテントに入った。斎藤さんも続きましたが実に狭い!もちろん荷物などはテントに入らない。
寝袋は身体にぴったりなので、温かさが逃げない。それがいい。しかも普通の蒲団のようにかさばらない。これがあれば急に家に友達が来ても、いきなり友達の家に泊まるにしてもとても便利なアイテムだ。防災の観点からもあると有効な道具だ。
夜中、斎藤さんはしんしんと冷える床からの冷たさに目が覚めた。ちょうど起きたKさんにそれを言うと「寝袋がどんなに良くても地面からの冷えはかなり強烈。やはりある程度の厚みのあるマットが必要ですね。今日は私の座椅子を広げて下に敷いたらいいでしょう。マットは必需品です。ホームセンターの巻いてあるロールマットなら2000円くらいで買えるものもあります。ぜひ用意してくださいね。しかし、マットはかさばるので大変ですが、これもいろいろと使えるので重宝します。」

先ほどのキャンプマット。横になると結構温かいです。

厚みがあるので断熱効果があります。
朝、4時。いきなりKさんが起きました。「斎藤君。ぼくは今日用事があるので君はまだ寝てていいから、わたしは先に帰る。君はまだ寝ていていいぞ。6時10分のバスに間に合うようにすれば大丈夫だ。」Kさんの動きが異常に早い。斎藤さんは「でも、バスもないしどうやって帰るのですか?」と声をかけているところで、黒いダッフルバッグから出てきたのは小さく折りたたんだ自転車であった。なんとKさんは自転車を持ってきていたのだ。「斎藤君。アイハブ ア バイセコー!」そう言い残してKさんは去った。

朝焼けが実に美しいです。ヤガイカツダーKにはぴったりのシチュエーションですね。

クリスマスキャンプでも美しい朝焼けが見れるでしょうか?楽しみですね。
2016年11月16日(水)

① 誘われて
「清川ってそんなにいいところかな?」斎藤さんは仕事で書類をまとめながらふと考えた。清川村。斎藤さんは学生の頃ちょっと山登りをしたことがある。清川には有名な山の名前を聞いたことがない。気になるとどうにも落ち着かない斎藤さん。説明会で野外活動の重要性を話していたKさん。Kさんはしきりに清川でのキャンプの話をしていた。アドレスを教えてもらっていたのでメールしてみると、「それなら清川に一緒に行きませんか?」という返信が来た。Kさん暇なんだなと斎藤さんは思った。その週の土日を利用して清川に行くことにした。
Kさんとは本厚木で待ち合わせ。神奈川中央交通バス。なんとバスは1時間に1本のペース。不便な所だな、車で行ってしまえば30分もあれば楽勝で行けるところなのにな、と斎藤さんは思いました。宮ケ瀬湖はまあ観光地っぽいところもあるけど、その途中の清川村なんて、何にもないところだぞ。こんなところでテント泊なんてできるのか?と斎藤さんは正直心配になりました。
寝袋。

身体が完璧に密着するマミータイプが温かいです。ダウンは温かいですが、濡れると全く保温が効かなくなるので取扱いの苦手な方は化学繊維系の寝袋がいいですね。
② 清川のテント泊
宮ケ瀬行のバス停に並んでいるとKさんがやってきました。恰幅のいいにこやかなおじさんといういでたち。やけにリュックが小さいのが気になりました。「こんにちは。K先生。」と声をかけると「お、こんにちは。今日はよろしくお願いいたします。アイハブアペーン。」やはりちょっと変な人。「斎藤君。リュックでかいね。縦走するつもりかな。」そう言われてちょっとどぎまぎした斎藤さん。「せ、先生は何でそんなに荷物が少ないんですか?」と聞くと「まあまあ、必要最小限ですなあ。アイハブアンアプル。」そう言いながらも後からもう一つ大きめのダッフルバッグを取り出した。なんだあ、別に荷物を持ってるんだ。なんだよ、アウトドアは両手を自由にさせておくっていったじゃないか。先生自分で守ってないや、ダメじゃん。そんな斎藤さんの不審な目つきを察してか、Kさんは「あ、これ?すんません。気にしないでね。」と笑いながらバスに乗り込んだ。
③ 寝袋
「その大きな荷物は何が入ってるのですか?」とKさんは聞きました。「あ、これは寝袋です。でかくてかさばって大変です。先生は?」「このリュックの中に入ってますよ。」と悠然と答えた。まだ「アイハブア。」をやっている。さすがにバスの中なので小声だったが。「斎藤君、このアイハブアペン、アイハブアンアップルの次、間をおいて突き刺すところね。あそこの『ウッ』がなかなかに難しいね。」「テントはその黒いバッグですか?」斎藤さんはテントを持ってませんでした。Kさんが持ってくるといってたので、今度こそ「テントはその黒いバッグですね。」というと「いや、それもリュックの中ですね。」ええ?そんなに小さいの?
これがキャンプマット。このように蛇腹になっているタイプが使いやすいですが、丸めていくロールマットタイプが一般的。
④ テント泊
清川までバスに乗っていった。降りてしばらく歩くと、「ここだな。」とKさんは足を止めた。何の変哲もない堰堤のある河原だった。斎藤さんは拍子抜けした。テント泊するんだからもっと風光明媚とか開けているところとか期待していたのだが。「K先生。本当にここなんですか?」と斎藤さんはいぶかしげに聞いた。「そうここだね。」とKさんは普通に答えた。まあKさんのことだからとは思っていたけどこれはひどすぎると斎藤さんは思った。Kさんは「ここらがいいな。」と河原からちょっとだけ高い場所を探してテントを広げ始めた。斎藤さんは慌てて「あ、手伝いますよ。」と手を出すと「大丈夫。これ簡単だから。」と出したテントは実に小さく、これで2人も寝れるのかなと心配になった。
「斎藤さんも寝袋とマットを出してください。」寝袋はダウンのいいのを借りてきた。マットは銀のシートを用意した。一方Kさんは膨らますタイプのマットを出した。プールで浮きに使うようなペラペラのものだ。
これでばっちり。Kさんは座椅子みたいなのを出してどっかり座り、バーナーを出して食事の用意をし始めた。さとうのごはんにレトルトカレー。これはなかなか美味しかった。
5時過ぎるとかなり暗くなってきた。斎藤さんはヘッドランプをつけてみた。「これ、K先生がお話しされていたヘッドランプです。」「ほう、あ、これは、ベツルのマイクロ。これいい機種ですね。」斎藤さんは褒められてうれしくなった。斎藤さんはレジャーシートに座り、Kさんは例の座椅子に座った。Kさんがいれてくれたインスタントのコーヒーがうまい。「斎藤さん、ヘッドランプを消してごらん。」とKさんにうながされ、斎藤さんはライトを消した。消してみて驚いた。月が実に明るく見えていた。木々の間からその光線が入り、地面に置いたコーヒーカップからしっかりと影ができるくらいだった。そして、鬱蒼とした木々が、昼間とは様相を変え、大きく迫ってくるように感じだ。しかしそれは恐怖心ではなく、温かく包まれている感覚だった。何かが斎藤さんの身体に沁みてくるそんな感じだった。「ふううううう。」斎藤さんは思わず息を吐いた。有名な観光地でも、話題のスポットでもない、こんな何もない場所。しかし、自分の身体に自然が入ってくる、いや、もともと自分は自然の一部だということ、普段は考えもしない、感じもしないことがここで感じられる。それはとても心地の良いものだった。「先生、これはすごいですね。」と斎藤さんは感嘆の思いだった。「そうですか。それはよかった。わたしもこの気持ちがやめられなくてテント泊をしています。有名なところではなくていいんです。ただ自然の懐に入りに行く感じです。さあ寝ますか。」「ええ?もう寝ちゃうんですか?」「はい。」Kさんはさっさとテントに入った。斎藤さんも続きましたが実に狭い!もちろん荷物などはテントに入らない。
寝袋は身体にぴったりなので、温かさが逃げない。それがいい。しかも普通の蒲団のようにかさばらない。これがあれば急に家に友達が来ても、いきなり友達の家に泊まるにしてもとても便利なアイテムだ。防災の観点からもあると有効な道具だ。
夜中、斎藤さんはしんしんと冷える床からの冷たさに目が覚めた。ちょうど起きたKさんにそれを言うと「寝袋がどんなに良くても地面からの冷えはかなり強烈。やはりある程度の厚みのあるマットが必要ですね。今日は私の座椅子を広げて下に敷いたらいいでしょう。マットは必需品です。ホームセンターの巻いてあるロールマットなら2000円くらいで買えるものもあります。ぜひ用意してくださいね。しかし、マットはかさばるので大変ですが、これもいろいろと使えるので重宝します。」

先ほどのキャンプマット。横になると結構温かいです。

厚みがあるので断熱効果があります。
朝、4時。いきなりKさんが起きました。「斎藤君。ぼくは今日用事があるので君はまだ寝てていいから、わたしは先に帰る。君はまだ寝ていていいぞ。6時10分のバスに間に合うようにすれば大丈夫だ。」Kさんの動きが異常に早い。斎藤さんは「でも、バスもないしどうやって帰るのですか?」と声をかけているところで、黒いダッフルバッグから出てきたのは小さく折りたたんだ自転車であった。なんとKさんは自転車を持ってきていたのだ。「斎藤君。アイハブ ア バイセコー!」そう言い残してKさんは去った。

朝焼けが実に美しいです。ヤガイカツダーKにはぴったりのシチュエーションですね。

クリスマスキャンプでも美しい朝焼けが見れるでしょうか?楽しみですね。
2016年12月4日 21時51分07秒 (Sun)
充実した2日間
2016年12月3日(日)
11th湘南国際マラソン

湘南の明かるい日差しと風を感じながら走るのは本当に気持ちがよい。

ゴール後の余韻を楽しむ間もなく茅ケ崎へ戻りえぼしクラブのキャンプ下見に合流。
藤沢市少年の森の利用は4年ぶり。今回は今まで認めてもらえなかった冬季でのテント泊。
テント場は木々に囲まれた森の中。夏は暗く湿ったテント場も冬で落葉樹の葉が落ちて明るくていい感じ。
下見が終わり帰宅後はカラオケにジャンベの練習。しめは整体でマラソンで酷使した足をケア。
昨日のカヌーに続き目いっぱい楽しんだ2日でした。
11th湘南国際マラソン

湘南の明かるい日差しと風を感じながら走るのは本当に気持ちがよい。

ゴール後の余韻を楽しむ間もなく茅ケ崎へ戻りえぼしクラブのキャンプ下見に合流。
藤沢市少年の森の利用は4年ぶり。今回は今まで認めてもらえなかった冬季でのテント泊。
テント場は木々に囲まれた森の中。夏は暗く湿ったテント場も冬で落葉樹の葉が落ちて明るくていい感じ。
下見が終わり帰宅後はカラオケにジャンベの練習。しめは整体でマラソンで酷使した足をケア。
昨日のカヌーに続き目いっぱい楽しんだ2日でした。
2016年12月3日 23時57分45秒 (Sat)
リリコVSえぼしクラブカヌーツアーin宮ケ瀬湖
2016年12月3日(土)

カヌーインストラクター石川政彦さん(イシケンスポーツ)のご厚意により
リリコカヌーツアーに参加させていただきました。

リリコさんは石川さんの同級生で、石川さんが頭の上がらない女性のうちのひとり。
(もうひとりはもちろん奥様!)
冬の宮ケ瀬湖。リリコさんの祈祷のおかげ?で晴天。風もほとんどなく絶好のカヌー日和。
鏡のような湖面に写る山々の色付いた姿が美しい。その幻想的な美しさに吸い込まれそうになりました。


カヌーインストラクター石川政彦さん(イシケンスポーツ)のご厚意により
リリコカヌーツアーに参加させていただきました。

リリコさんは石川さんの同級生で、石川さんが頭の上がらない女性のうちのひとり。
(もうひとりはもちろん奥様!)
冬の宮ケ瀬湖。リリコさんの祈祷のおかげ?で晴天。風もほとんどなく絶好のカヌー日和。
鏡のような湖面に写る山々の色付いた姿が美しい。その幻想的な美しさに吸い込まれそうになりました。

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