2013年5月 アーカイブ
2013年5月25日 13時19分42秒 (Sat)
旅に出ます。探さないでください。
(バトライドウォー)
悠斗「……おい。おい!?」
翔「諦めろ。そういうやつだ」
今年は買う予定のゲームがやたら多いです(笑)
◆モンスターハンター4
◆ポケットモンスターXY
◆メタルギアソリッドグランドゼロズ
そして今現在進行形でプレイしているのが仮面ライダーバトライドウォーです。出費がやばい(笑)
ちまちま執筆は続けますよー。更新の遅さはいつも通りですけどね…orz
悠斗「……おい。おい!?」
翔「諦めろ。そういうやつだ」
今年は買う予定のゲームがやたら多いです(笑)
◆モンスターハンター4
◆ポケットモンスターXY
◆メタルギアソリッドグランドゼロズ
そして今現在進行形でプレイしているのが仮面ライダーバトライドウォーです。出費がやばい(笑)
ちまちま執筆は続けますよー。更新の遅さはいつも通りですけどね…orz
2013年5月21日 21時01分01秒 (Tue)
何となく
昔遊戯王の二次創作を描こうと思ってた時期がありました。
ちなみに作者、エクシーズはほとんどわかりません(笑)
―――――――――――――――――
「「デュエル!」」
二人の少年の声がほぼ同時に重なる。
「いくぜ、俺のターン!」
最初に先行を取った黒髪の少年がデュエルディスクからカードを一枚抜き取る。
「俺は『宝玉獣 エメラルド・タートル』を守備表示で召喚! さらに永続魔法『宝玉の樹』を発動」
◆宝玉獣 エメラルドタートル攻600守2000
黒髪の少年の場に、甲羅からきれいな宝石が出ている年老いたカメのようなモンスター。そしてその後ろに枯れたように葉が一切ついていない特徴的な木が生えてきた。
「ターンエンドだ」
「よし、俺のターンだな。ドロー!」
対する茶髪の少年もカードを一枚ディスクから抜き取る。にやりと笑った茶髪の少年は、手札からカードを一枚取り出す。
「だったら、フィールド魔法、『竜の渓谷』を発動!」
『竜の渓谷』が発動した瞬間、少年たちがいた空き地は一瞬にして古代の渓谷へと移り変わった。しかし茶髪の少年は止まらない。
「そして『竜の渓谷』の効果発動! 手札を一枚墓地に送ることで、レベル4以下の『ドラグニティ』と名のついたモンスターを一枚手札に加える! そして俺は『ドラグニティ‐ドゥクス』を召喚!」
そして彼の前に現れたのは翼を生やした人型のモンスター。
「ドゥクスの効果発動! 墓地のドラグニティを一枚選択し、装備する!」
そう、彼は先ほど『龍の渓谷』の効果でカードを一枚墓地に送っていた。それこそがドラグニティと名のついたモンスターだったのだ。
「俺は墓地の『ドラグニティ‐ファランクス』をドゥクスに装備! さらにファランクスの効果! 装備されているこのカードを場に特殊召喚する。来いファランクス!」
「チューナー……。しょっぱなから来るか!?」
驚く黒髪の少年を余所に彼は高らかに宣言する。
「もちっ! 俺はレベル3の『ドラグニティ‐ドゥクス』にレベル3の『ドラグニティ‐ファランクス』をチューニング! シンクロ召喚! 来い、『ドラグニティナイト‐ヴァジュランダ』!」
光の中から現れたのは、オレンジ色のドラゴン。そしてそれに乗った槍を持つ騎士。このカードもドラグニティ。召喚した瞬間、墓地のドラグニティを一枚選択して装備する。彼が装備させたのは、ドゥクス。
◆ドラグニティナイト‐ヴァジュランダ攻1900守1200
「ヴァジャランダの効果発動! 装備したドラグニティを墓地に送ることでこのターン攻撃力を倍にする!」
これでヴァジャランダの攻撃力は3800。エメラルドタートルの守備力を簡単に上回った。
「ヴァジャランダでタートルを攻撃!」
ヴァジャランダの放った火球がエメラルドタートルを貫く。しかし宝石となったエメラルドタートルは、そのまま魔法&罠ゾーンへととどまった。
「宝玉獣はフィールドからは離れない」
「あぁ。そうだな」
「更に『宝玉の樹』の効果。『宝玉獣』が魔法、トラップゾーンに送られたとき、実をつける」
樹の枝の端に、少年の言う通り赤色の実がなる。いわゆるカウンターだ。
「ターンエンドだ」
次は黒髪の少年のターンだ。彼はカードをデッキから一枚ドローし、手札に加える。
「お前たちのホームじゃさすがに分が悪い。舞台を変えさせてもらうぜ!フィールド魔法『虹の古代都市‐レインボールイン』発動!」
少年が宣言し、カードをセットした瞬間、竜の住処となっている渓谷は見るも無残に崩れ落ち、空に虹がかかったかと思うと、気づけば遺跡のような闘技場のような場所に二人は立っていた。
「さあ、行くぜ。『宝玉獣 サファイア・ペガサス』を召喚!」
宣言通り、翼の生えた白いペガサスが、少年の前に現れる。
◆宝玉獣 サファイア・ペガサス攻1800守1200
「サファイアペガサスの効果、『宝玉獣』と名のついたモンスターを一枚魔法トラップゾーンに送る。こい、『宝玉獣 アンバー・マンモス』。そして『宝玉の樹』にもう一つ実がなる。さらに『宝玉の導き』を発動! 『宝玉獣 コバルト・イーグル』を特殊召喚! そして『宝玉の樹』のを墓地に送り、実の数だけ宝玉を場に出す! そして『宝玉の解放』をペガサスに装備! 『宝玉の解放』の効果でペガサスの攻撃力がアップ。そしてデッキから宝玉獣を一枚魔法トラップゾーンに置く!」
魔法&罠ゾーンに再び宝玉が二つ増える。
一瞬で埋まっていくフィールドに茶髪の少年は思わず息をのむ。
「飛ばしすぎだろお前……」
「負けたらおごり。忘れんなよ?」
「………」
「今ここに七つの宝玉がそろった。フィールドに七体の宝玉がそろった時、姿を現す最強のドラゴン。今ここに姿を現せ!『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』っ!!」
わずか2ターン目に現れると思っていなかった黒髪の少年の切り札に茶髪の少年は思わず驚いてしまう。ヴァジュランダすら小さく見えるその巨大で美しい姿。彼も見るのは久しぶりだ。何せ召喚条件がかなり厳しいのだ。
◆究極宝玉神 レインボー・ドラゴン攻4000守0
◆宝玉獣 サファイアペガサス攻1800→2600
「行くぜ! サファイア・ペガサスでヴァジュランダを攻撃!」
「クッ!?」
サファイア・ペガサスの攻撃力は魔法の効果でヴァジュランダを上回っている。その結果4000あったライフは33001に減る
「これでとどめだ! レインボー・ドラゴンでダイレクトアタック!『オーバー・ザ・レインボー』!」
「ぐうぅううううううう!?」
レインボー・ドラゴンから放たれた虹色の閃光が茶髪の少年を飲み込む。
その結果茶髪の少年のライフは、ゼロ。決着がついた。
「負けたぁああああああああああああ!?」
「究極(アルティメット)ブルーアイズパフェ(4000円)げっとぉおおおおおおおおおおおお!」
―――――――――――――――――――――
どうしてこうなった?どうしてこうなった?
ちなみに時系列的には5Dsぐらいです。
ここ二年ぐらい遊戯王やってないです(笑)
ちなみに作者、エクシーズはほとんどわかりません(笑)
―――――――――――――――――
「「デュエル!」」
二人の少年の声がほぼ同時に重なる。
「いくぜ、俺のターン!」
最初に先行を取った黒髪の少年がデュエルディスクからカードを一枚抜き取る。
「俺は『宝玉獣 エメラルド・タートル』を守備表示で召喚! さらに永続魔法『宝玉の樹』を発動」
◆宝玉獣 エメラルドタートル攻600守2000
黒髪の少年の場に、甲羅からきれいな宝石が出ている年老いたカメのようなモンスター。そしてその後ろに枯れたように葉が一切ついていない特徴的な木が生えてきた。
「ターンエンドだ」
「よし、俺のターンだな。ドロー!」
対する茶髪の少年もカードを一枚ディスクから抜き取る。にやりと笑った茶髪の少年は、手札からカードを一枚取り出す。
「だったら、フィールド魔法、『竜の渓谷』を発動!」
『竜の渓谷』が発動した瞬間、少年たちがいた空き地は一瞬にして古代の渓谷へと移り変わった。しかし茶髪の少年は止まらない。
「そして『竜の渓谷』の効果発動! 手札を一枚墓地に送ることで、レベル4以下の『ドラグニティ』と名のついたモンスターを一枚手札に加える! そして俺は『ドラグニティ‐ドゥクス』を召喚!」
そして彼の前に現れたのは翼を生やした人型のモンスター。
「ドゥクスの効果発動! 墓地のドラグニティを一枚選択し、装備する!」
そう、彼は先ほど『龍の渓谷』の効果でカードを一枚墓地に送っていた。それこそがドラグニティと名のついたモンスターだったのだ。
「俺は墓地の『ドラグニティ‐ファランクス』をドゥクスに装備! さらにファランクスの効果! 装備されているこのカードを場に特殊召喚する。来いファランクス!」
「チューナー……。しょっぱなから来るか!?」
驚く黒髪の少年を余所に彼は高らかに宣言する。
「もちっ! 俺はレベル3の『ドラグニティ‐ドゥクス』にレベル3の『ドラグニティ‐ファランクス』をチューニング! シンクロ召喚! 来い、『ドラグニティナイト‐ヴァジュランダ』!」
光の中から現れたのは、オレンジ色のドラゴン。そしてそれに乗った槍を持つ騎士。このカードもドラグニティ。召喚した瞬間、墓地のドラグニティを一枚選択して装備する。彼が装備させたのは、ドゥクス。
◆ドラグニティナイト‐ヴァジュランダ攻1900守1200
「ヴァジャランダの効果発動! 装備したドラグニティを墓地に送ることでこのターン攻撃力を倍にする!」
これでヴァジャランダの攻撃力は3800。エメラルドタートルの守備力を簡単に上回った。
「ヴァジャランダでタートルを攻撃!」
ヴァジャランダの放った火球がエメラルドタートルを貫く。しかし宝石となったエメラルドタートルは、そのまま魔法&罠ゾーンへととどまった。
「宝玉獣はフィールドからは離れない」
「あぁ。そうだな」
「更に『宝玉の樹』の効果。『宝玉獣』が魔法、トラップゾーンに送られたとき、実をつける」
樹の枝の端に、少年の言う通り赤色の実がなる。いわゆるカウンターだ。
「ターンエンドだ」
次は黒髪の少年のターンだ。彼はカードをデッキから一枚ドローし、手札に加える。
「お前たちのホームじゃさすがに分が悪い。舞台を変えさせてもらうぜ!フィールド魔法『虹の古代都市‐レインボールイン』発動!」
少年が宣言し、カードをセットした瞬間、竜の住処となっている渓谷は見るも無残に崩れ落ち、空に虹がかかったかと思うと、気づけば遺跡のような闘技場のような場所に二人は立っていた。
「さあ、行くぜ。『宝玉獣 サファイア・ペガサス』を召喚!」
宣言通り、翼の生えた白いペガサスが、少年の前に現れる。
◆宝玉獣 サファイア・ペガサス攻1800守1200
「サファイアペガサスの効果、『宝玉獣』と名のついたモンスターを一枚魔法トラップゾーンに送る。こい、『宝玉獣 アンバー・マンモス』。そして『宝玉の樹』にもう一つ実がなる。さらに『宝玉の導き』を発動! 『宝玉獣 コバルト・イーグル』を特殊召喚! そして『宝玉の樹』のを墓地に送り、実の数だけ宝玉を場に出す! そして『宝玉の解放』をペガサスに装備! 『宝玉の解放』の効果でペガサスの攻撃力がアップ。そしてデッキから宝玉獣を一枚魔法トラップゾーンに置く!」
魔法&罠ゾーンに再び宝玉が二つ増える。
一瞬で埋まっていくフィールドに茶髪の少年は思わず息をのむ。
「飛ばしすぎだろお前……」
「負けたらおごり。忘れんなよ?」
「………」
「今ここに七つの宝玉がそろった。フィールドに七体の宝玉がそろった時、姿を現す最強のドラゴン。今ここに姿を現せ!『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』っ!!」
わずか2ターン目に現れると思っていなかった黒髪の少年の切り札に茶髪の少年は思わず驚いてしまう。ヴァジュランダすら小さく見えるその巨大で美しい姿。彼も見るのは久しぶりだ。何せ召喚条件がかなり厳しいのだ。
◆究極宝玉神 レインボー・ドラゴン攻4000守0
◆宝玉獣 サファイアペガサス攻1800→2600
「行くぜ! サファイア・ペガサスでヴァジュランダを攻撃!」
「クッ!?」
サファイア・ペガサスの攻撃力は魔法の効果でヴァジュランダを上回っている。その結果4000あったライフは33001に減る
「これでとどめだ! レインボー・ドラゴンでダイレクトアタック!『オーバー・ザ・レインボー』!」
「ぐうぅううううううう!?」
レインボー・ドラゴンから放たれた虹色の閃光が茶髪の少年を飲み込む。
その結果茶髪の少年のライフは、ゼロ。決着がついた。
「負けたぁああああああああああああ!?」
「究極(アルティメット)ブルーアイズパフェ(4000円)げっとぉおおおおおおおおおおおお!」
―――――――――――――――――――――
どうしてこうなった?どうしてこうなった?
ちなみに時系列的には5Dsぐらいです。
ここ二年ぐらい遊戯王やってないです(笑)
2013年5月15日 19時51分37秒 (Wed)
なんか発見した
近年さまざまな音楽があります。それはヴィジュアル系というジャンルの中でも同じです。曲数が多ければ故意ではなくとも曲が似てしまう、なんてことも起こりえます。
しかし、これはちょっとひどいんじゃないかと作者が思ったのが下記の曲です。
(※上がオリジナル、下が作者が話題に出す曲)
『SINDRA/vistlip』2011年6月6日リリース
『涙枯れるまで泣いてもいいですか?/Gakido』2013年4月24日
聴き比べていただけば分かると思うのですが、曲の雰囲気、歌詞、歌詞の入り、ギターソロのタイミング。さまざまなところがダダ被りしている訳ですよ。
自分はvistlipが好きなわけですが、『んー?』って首を傾げたくなるわけです。
まあ、
まあ『だから?』って言われたらそれまでですけどね(笑)
ここまで言っといてアレなのですが似てる似てないの判断は聴いた本人に任せます。自分は似てると思ったのでここに乗せたんですけどね←
こっからは関係ないです。
◆作者の執筆速度について
リョウ「遅い」
翔「右に同じく」
悠斗「話にならない」
ミライ「同感だ」
翔「ポケモンなんてせっかくフォルネウスさんと世界観を共有させていただいているのに、10話以上話数を離されているし」
悠斗「俺のサイドストーリーなんてやってる場合じゃねえんじゃねーの?」
翔「作者が超電磁砲sで禁書熱が再熱してきたかららしい」
リョウ「どうしようもねーな…」
リンク「というかSAOもほぼ更新止まってるわけだし」
リョウ「後ポケモンの外伝も」
結論:ボロボロすぎる作者の作業スピード。
2013年5月14日 13時56分50秒 (Tue)
氷結水龍ミニストーリー第五話
氷結水龍のミニストーリーは今回で終了。気が向いたらまたなんかやるかもです。
――――――――――――
「……どういう意味だ?」
古澤の言葉に少女は怪訝そうな顔をする。
「そのままだ。お前の兄貴も俺も大した違いのない人殺しだ。そんな奴のために命を張る必要はないって言ってんの」
「お前にお兄ちゃんの何が分る!?」
「人殺しのクズってことは分かる」
それは偽りのない古澤の本心だった。暗部に身を置いている以上、人を殺したことがないとは言わせない。そもそも暗部に落ちる時点で何かしら重い犯罪をやらかしている可能性が高いのだ。
「お兄ちゃんは私のために、暗部と契約した。私の命で脅されていたんだ」
「穏やかじゃないな。だったら復讐するにしたって相手を間違えてないか?」
「この期に及んで自分が殺したわけじゃないなんて言うつもりか? 私は調べたぞ」
「そういう意味じゃない。確かに俺はお前の兄貴を殺したんだろう。でもな、人数がいくらいてもレベル5に勝てないってことぐらいわかってたはずだ。それでもお前のために兄貴は俺に殺された。だったら恨むべきは俺じゃない。俺に殺させた学園都市暗部だ」
「……だったらなんだ。お前を殺せばそれで済むんだ。今さら御託はいい」
「学園都市にはむかう勇気もないから、俺を殺して満足しようってか? とんだ逃げ腰精神だな」
「暗部とあれだけかかわっておいてのうのうと表で生きているお前に言われたくはない!」
「まあそりゃそうかもな。だがお前の選択よりはよっぽど賢いと思うぞ。別に俺は過去を忘れて生きようってわけじゃない」
「うるさい!」
ついにしびれを切らしたのか、少女は古澤に向かって拳を振り下ろす。見た目は華奢だが、古澤の氷を打ち砕くほどの威力を誇るその拳を。
しかし古澤はそれを片手で受け止める。
「ッ!?」
驚く少女を余所に古澤は静かに言う。
「悪いな逆算終了だ。お前の能力が俺の能力に干渉できたんだ。その逆だってできるだろ」
「この短時間で……!?」
「レベル5の計算能力をなめるなよ」
それだけ言うと古澤は少女の腕を外に払い、がら空きになった体へ容赦のない蹴りを叩き込む。
「がぁっ!?」
腹を抱えうずくまる少女に古澤は続けざまに言葉を投げかけた。
「お前には二つ選択肢がある。今ここで俺に殺されるか、暗部に落ちて誰かを殺しながら誰かに殺されるのを待つかだ」
「私は……」
「だが俺は誰かを暗部に落とすぐらいなら、ここでお前を殺す。逃げるなら好きにしろ。仮に逃げ切ったとして、どっちに転んでも地獄が待ってる」
少女は地面に這いつくばりながら古澤を見上げる。彼の瞳は驚くほど深く、暗い青色をしていた。その瞳を見た少女は薄く笑うと一言だけつぶやいた。
「殺せ」
「そうか。せめてお前のことは覚えといてやる」
「………」
抵抗する意思を見せない少女の肩に手を触れた古澤は静かに言う。
「痛みはない。……じゃあな」
次の瞬間、少女の体が一瞬にして氷に包まれ、その氷が目に見えないほど粉々に砕け散った。死体を残せば、それを学園都市の研究機関で使われてしまう可能性もある。死んでまで学園都市に束縛させるなんてことはさせたくない。彼のささやかな気遣いだった。
そしてその氷は月や街灯の光を浴びて皮肉にも美しく輝いている。
「チッ。ホントバカだよ。お前は」
もはや何もいない空間をしばらく眺めていた古澤は静かな街の中へと消えて行った。
――――――――
翔「殺したのか?」
悠斗「俺が殺さなくてもどのみち死んでたよ。アイツ。人を殺せるような奴に見えなかったし」
リンク「学園都市って……」
悠斗「暗部だけだよ。学生の九割は存在すら知らずに平和に暮らしてるよ。暗部は仕事の証拠とか残さないし」
――――――――――――
「……どういう意味だ?」
古澤の言葉に少女は怪訝そうな顔をする。
「そのままだ。お前の兄貴も俺も大した違いのない人殺しだ。そんな奴のために命を張る必要はないって言ってんの」
「お前にお兄ちゃんの何が分る!?」
「人殺しのクズってことは分かる」
それは偽りのない古澤の本心だった。暗部に身を置いている以上、人を殺したことがないとは言わせない。そもそも暗部に落ちる時点で何かしら重い犯罪をやらかしている可能性が高いのだ。
「お兄ちゃんは私のために、暗部と契約した。私の命で脅されていたんだ」
「穏やかじゃないな。だったら復讐するにしたって相手を間違えてないか?」
「この期に及んで自分が殺したわけじゃないなんて言うつもりか? 私は調べたぞ」
「そういう意味じゃない。確かに俺はお前の兄貴を殺したんだろう。でもな、人数がいくらいてもレベル5に勝てないってことぐらいわかってたはずだ。それでもお前のために兄貴は俺に殺された。だったら恨むべきは俺じゃない。俺に殺させた学園都市暗部だ」
「……だったらなんだ。お前を殺せばそれで済むんだ。今さら御託はいい」
「学園都市にはむかう勇気もないから、俺を殺して満足しようってか? とんだ逃げ腰精神だな」
「暗部とあれだけかかわっておいてのうのうと表で生きているお前に言われたくはない!」
「まあそりゃそうかもな。だがお前の選択よりはよっぽど賢いと思うぞ。別に俺は過去を忘れて生きようってわけじゃない」
「うるさい!」
ついにしびれを切らしたのか、少女は古澤に向かって拳を振り下ろす。見た目は華奢だが、古澤の氷を打ち砕くほどの威力を誇るその拳を。
しかし古澤はそれを片手で受け止める。
「ッ!?」
驚く少女を余所に古澤は静かに言う。
「悪いな逆算終了だ。お前の能力が俺の能力に干渉できたんだ。その逆だってできるだろ」
「この短時間で……!?」
「レベル5の計算能力をなめるなよ」
それだけ言うと古澤は少女の腕を外に払い、がら空きになった体へ容赦のない蹴りを叩き込む。
「がぁっ!?」
腹を抱えうずくまる少女に古澤は続けざまに言葉を投げかけた。
「お前には二つ選択肢がある。今ここで俺に殺されるか、暗部に落ちて誰かを殺しながら誰かに殺されるのを待つかだ」
「私は……」
「だが俺は誰かを暗部に落とすぐらいなら、ここでお前を殺す。逃げるなら好きにしろ。仮に逃げ切ったとして、どっちに転んでも地獄が待ってる」
少女は地面に這いつくばりながら古澤を見上げる。彼の瞳は驚くほど深く、暗い青色をしていた。その瞳を見た少女は薄く笑うと一言だけつぶやいた。
「殺せ」
「そうか。せめてお前のことは覚えといてやる」
「………」
抵抗する意思を見せない少女の肩に手を触れた古澤は静かに言う。
「痛みはない。……じゃあな」
次の瞬間、少女の体が一瞬にして氷に包まれ、その氷が目に見えないほど粉々に砕け散った。死体を残せば、それを学園都市の研究機関で使われてしまう可能性もある。死んでまで学園都市に束縛させるなんてことはさせたくない。彼のささやかな気遣いだった。
そしてその氷は月や街灯の光を浴びて皮肉にも美しく輝いている。
「チッ。ホントバカだよ。お前は」
もはや何もいない空間をしばらく眺めていた古澤は静かな街の中へと消えて行った。
――――――――
翔「殺したのか?」
悠斗「俺が殺さなくてもどのみち死んでたよ。アイツ。人を殺せるような奴に見えなかったし」
リンク「学園都市って……」
悠斗「暗部だけだよ。学生の九割は存在すら知らずに平和に暮らしてるよ。暗部は仕事の証拠とか残さないし」
2013年5月8日 20時48分53秒 (Wed)
最近作者がハマッてしまったもの。
『アイアンマン』。アメコミヒーローはあまり知らないが、アベンジャーズが以前から観たいと思い、ブルーレイを借りてくる→アイアンマンかっけえ!→1、2を借りてくる→3を今度観に行こう!←今ここ
アイアンマンの魅力の一つはやっぱり精巧に作られたスーツの着脱シーンですね。
1では試行錯誤しながら形になっていくシーンも好きです。
2では少しイメージが変わってしまいましたが、面白かったと思います。
アメコミヒーロー映画って見てるとやっぱり日本の特撮よりお金かかってるなぁ、って感じがします。日本っていかに安く作るかを考えているところがあったりしますが、もういくら掛かってるんだって言いたくなりますよ(笑)
アベンジャーズってスーパーヒーロー大戦なんかと近い企画だと思うんですが、お金うんぬん以前に、脚本の完成度が泥雲の差ですね。
あんなアクの強いキャラクターたちをしっかり均等に描いているんですよね。セリフ一つ一つにキャラクターの個性を乗せていて、アメコミを全然知らない自分でもキャラクターの人物像がとてもつかみやすかったです。
お祭りって言ってもあんなに丁寧に描けるんだって思わせるには十分すぎる脚本でした。ぜひとも東映には頑張ってほしいです。
アクションに関しては坂本監督がいれば問題ないと思うんですが、ストーリーがどうしても雑なのが……。テレビ本編の脚本は面白いのに、なんだかもったいないです。夏映画は一定以上の面白さがあると思うのですが、AtoZほどの魅力がないというか…。ムービー大戦は面白さがまちまちですし。スーパーヒーロー大戦は……もう脚本に目をつぶって絵図らだけを見て楽しんでたりしてます←。
…あれ、論点が思いっきりずれてしまった……。
とりあえず、アイアンマン、お勧めです!
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