孤高の人 (新田次郎)
2009年10月3日 23時56分49秒 (Sat)
山岳小説のパイオニア 新田次郎の代表作 「孤高の人」
昭和初期ヒマラヤに登ることを夢見た伝説のサラリーマン登山家「加藤文太郎」
単独で日本アルプスを踏破し数々の記録を打ち立てた文太郎が初めて弟分の宮村とパーティーを組んでの望まない冬山に入り、壮絶な最期に胸が締め付けられる思いで読みました。
不器用ながらも誠実に山と仕事に真摯に向き合い、単独行の加藤文太郎として名を成し、会社の中でも技師として活躍し、そんな無愛想だった文太郎も、愛しい妻と子供を得て、一人の人間として成長していく姿に夢中になって読み入ってしまう一冊でした。
なぜ山に登るのか 山そのものの中に自分を再発見するためだと加藤文太郎は言っていたが結局最期まで見つけられなかったのではないだろうか。
山登りとゆうものを色々考えさせられる一冊でした。
この本を読んだ後、山に甘納豆と煮干しを持っていきたくなったのはきっと私だけではないでしょう。
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