いじめの対策②校長
いじめ対策②校長に対応を求める
担任の教師にいじめの事実を伝え、対策を求めたところで
すぐにいじめがおさまれば良いのですが、
残念ながらほとんどの場合は暖簾に腕押し、豆腐に鎹というところで
のらりくらりと対応を引き伸ばしたり
教師によっては何もしないということが多々あります。
そこでここからはやや強硬な手段をとります。
① 学校はなぜ「いじめの事実は確認できていなかった」と言うのか?
テレビや新聞でいじめ自殺の報道がされるたびに
学校関係者は判で押したように
「いじめの事実は知らなかった」
「いじめだとは認識していなかった」と話します。
それに対して被害者の親は
「何度も訴えていたのに何もしてくれなかった」と双方が相反する主張をします。
なぜ学校側がそのように言うかといえば、
両親が学校に訴えた証拠がないからです。
証拠がないから言った、言わないの水掛け論にして責任逃れをするのです。
裁判になっても同じように言い逃れが可能だと考えています。
② 校長が優れた教育者、人格者とは限らない
校長先生という人は長年教育現場に携わってきた
教育のスペシャリストであり、人品すぐれた人物というイメージがありますが、
残念ながらそうでない人も多数います。
私が過去、面会してきた校長の中には
むしろ教員生活を大過なく過ごしてきたことで
年功序列的に校長になった人物も少なくありませんでした。
そうした人物にとって自分が校長を務める学校で
いじめや教師の体罰、校内暴力といった問題が起きるということは
これまで大過なく過ごしてきた自分の経歴の汚点だと受け取ります。
(すべての学校長がそうだとは言いません。あくまで一部です)
そうした校長は表面上はむしろ愛想良く話を聞いてくれますが、
実際には問題をいかに小さく、
外部に漏らさずに処理するかということに腐心します。
こうした相手は密室でいくら口をすっぱくして訴えても
いざ事が表面化すると
「調査はしたがそのような事実は認められなかった」
「仲の良い友人同士のちょっとしたケンカだった」と
いうように事実を歪曲します。
③ 直接の話し合いか内容証明郵便か
校長と担任を交えて直接話し合うのがいいか、
それとも一気に内容証明郵便で強硬な態度を見せるかというのは
ケースバイケースであり、
どちらが良いと一概に言えるものではありません。
ただ、やはり対策①で書いたように
丁寧に担任の教師に訴えたにも関わらず、
状況が改善されないようであれば、
それは担任の教師から校長に情報が伝わっていないか、
伝わっていても積極的に校長がリーダーシップを発揮して
対策をとるつもりはないということになります。
そうした校長が取り仕切っている学校では
前述のような不十分な対応や言い逃れが想定されますので、
すでに担任に訴えた事実も含め、
改めて内容証明郵便で文書を送ったほうが効果的だと考えられます。
プロフィール

- 大田法務事務所
- 神奈川県川崎市の行政書士です。
いじめ問題に特化した行政書士として
蓄積した学校や教師対策のノウハウを駆使して速やかないじめ問題の解決をはかり、大事なお子様を守るための最大限の活動をいたします。