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○滑舌例題


あいうえおの歌

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本文 読み方
 
水馬赤いなあいうえお     あめんぼあかいなあいうえお 
浮藻に小蝦も泳いでる     うきもにこえびもおよいでる 
柿の木栗の木かきくけこ    かきのきくりのきかきくけこ 
啄木鳥こつこつ枯れ欅      きつつきこつこつかれけやき 
大角豆に酢をかけさしすせそ   ささげにすをかけさしすせそ 
その魚浅瀬で刺しました     そのうをあさせでさしました 
立ちましょ喇叭でたちつてと    たちましょらっぱでたちつてと 
トテトテタッタと飛び立った    とてとてたったととびたった 
蛞蝓のろのろなにぬねの     なめくじのろのろなにぬねの 
納戸にぬめってなにねばる    なんどにぬめってなにねばる 
鳩ポッポほろほろはひふへほ   はとぽっぽほろほろはひふへほ 
日向のお部屋にゃ笛を吹く    ひなたのおへやにゃふえをふく 
蝸牛ネジ巻まみむめも      まいまいねじまきまみむめも 
梅の実落ちても見もしまい    うめのみおちてもみもしまい 
焼栗ゆで栗やいゆえよ      やきぐりゆでぐりやいゆえよ 
山田に灯のつくよいの家     やまだにひのつくよいのいえ 
雷鳥寒かろらりるれろ      らいちょうさむかろらりるれろ 
蓮花が咲いたら瑠璃の鳥      れんげがさいたらるりのとり 
わいわいわっしょいわゐうゑを   わいわいわっしょいわゐうゑを 
植木屋井戸換へお祭りだ うえきやいどがえおまつりだ 歌

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外郎売

口上部分テキスト

拙者せっしゃ親方おやかたと申すは、お立合たちあいうち御存知ごぞんじのお方もござりませうしょうが、 お江戸をって二十里上方かみがた相州小田原一色町そうしゅうおだわらいっしきまちをお過ぎなされて、青物町あおものちょうを登りへおいでなさるれば、 欄干橋らんかんばし虎屋藤衛門とらやとうえもん只今ただいま剃髪ていはついたして、円斎えんさいと名乗りまする。

元朝がんちょうより大晦日おおつごもりまでお手に入れまするこの薬は、昔ちんの国の唐人とうじん外郎ういろうとい人、わがちょうきたり、みかど参内さんだいおりから、この薬を深くめおき、 用ゆる時は一粒いちりゅうづつ、かんむり隙間すきまより取りいだす。 ってその名を帝より、とうちんうとたまる、 すなわ文字もんじには、「いただき、く、香ひにおい」と書いて、「とうちんう」と申す。

只今はこの薬、ことほか世上せじょうひろまり、方々ほうぼう似看板にせかんばんいだし、 イヤ、小田原おだわらの、灰俵はいだわらの、さんだわらの、炭俵すみだわらのと、色々に申せども、 ひらがなをもって「うろう」としるせしは親方円斎ばかり。 もしやお立合の中に、熱海あたみ塔ノ沢とうのさわ湯治とうじにおでなさるるか、また伊勢いせ参宮さんぐうの折からは、必ず門違ひかどちがいなされまするな。お登りならば右のかた、おくだりなれば左側、 八方はっぽうが八つむねおもて三棟みつむね玉堂造ぎょくどうづくり、破風はふにはきくきりうの御紋ごもん御赦免ごしゃめんあって、 系図けいず正しきくすりでござる。

イヤ最前さいぜんより家名かめい自慢じまんばかり申しても、御存知ないかたには、 正身しょうしん胡椒こしょう丸呑まるのみ白河夜船しらかわよふね、さらば一粒いちりゅう食べかけて、その気味合きみあいをお目にかけませうしょう。 ずこの薬をかうに一粒ひとつぶしたの上にのせまして、腹内ふくないおさめますると、 イヤどうも云へいえぬは、しんはいかんがすこやかになりて、薫風くんぷうのんどよりきたり、 口中こうちゅう微涼びりょうしょうずるがごとし。魚鳥ぎょちょうきのこ麺類めんるい喰合くいあわせ、そのほか万病速効まんびょうそっこうある事神のごとし、 さて、この薬、第一の奇妙きみょうには、舌のまることが、ぜに独楽ごまがはだしでげる。 ひょっと舌がまはりすと、たてもたまらぬぢゃじゃ

そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。アワヤのんど、 サタラナ舌に、カ歯音しおん、ハマの二つはくちびる軽重けいちょう開合かいごうさわやかに、 アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ、一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ、 ぼんまめ・盆ごめ・盆ごぼう・摘蓼つみたで・つみまめ、つみ山椒さんしょう書写山しょしゃざん社僧正しゃそうじょう、 粉米こごめのなまがみ、粉米のなまがみ、こん粉米の小生こなまがみ、繻子しゅす・ひじゅす・繻子・繻珍しゅちんおや嘉兵衛かへいも嘉兵衛、親かへい子かへい、子かへい親かへい、 ふるくりの木の古切口ふるきりくち雨合羽あまがっぱか、ばんがっぱか、貴様きさまのきゃはんも皮脚絆かわきゃはん我等われらがきゃはんも皮脚絆、 しつかはしっかわばかまのしっぽころびを、三針みはりはりなかにちょとうて、ぬうてちょとぶんだせ、 か撫子なでしこ野石竹のせきちく。のら如来にょらい、のら如来、のら如来にのら如来。 一寸先ちょっとさきのお小仏こぼとけにおけつまづきゃるな、細溝ほそどぶにどぢょじょにょろり。
きょう生鱈なまだら奈良ならなま学鰹まながつお、ちょと四五貫目しごかんめ、 お茶立ちゃたちよ、茶立ちよ、ちゃっと立ちよ茶立ちよ、青竹茶筅あおたけちゃせんでお茶ちゃと立ちや。

るは来るは何が来る、高野こうややまのおこけら小僧こぞうたぬき百匹、はしぜん天目てんもく百杯、ぼう八百本。 武具ぶぐ馬具ばぐ・ぶぐ・ばぐ・ぶぐばぐ・せて武具・馬具・ぶぐばぐ、 きくくり・きく・くり・菊栗、合せて菊・栗・菊・栗、 むぎ・ごみ・むぎ・ごみ・むぎごみ・合せてむぎ・ごみ・むぎごみ。 あの長押なげし長薙刀ながなぎなたは、が長薙刀ぞ。 向かふむこう胡麻ごまがらは、のごまがらか。ごまがらか、 あれこそほんの真胡麻殻まごまがら。がらぴいがらぴい風車かざぐるま、おきやがれこぼし、おきやがれ小法師こぼうし、 ゆんべもこぼして又こぼした。たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つつたつぽ、 たつぽたつぽ一丁いっちょうだこ、ちたら喰をくお、煮ても焼いても喰はくわれぬ物は、五徳ごとく、 鉄きうてっきゅう・かな熊童子ぐまどうじに、石熊いしくま石持いしもち虎熊とらくま・虎きす・なかにも、東寺とうじ羅生門らしょうもんには、 茨木童子いばらきどうじがうでぐり五合ごんごうつかんでおむしゃる。かの頼光らいこうのひざもと去らず、ふな・きんかん・椎茸しいたけさだめて後段ごだんな、そばり、そうめん、うどんか、 愚鈍ぐどん小新発知こしんぼち小棚こだなの、小下こしたの、小桶こおけに、こ味噌みそが、こあるぞ、 小杓子こしゃくし、こもって、こすくって、こよこせ、おっと、合点がてんだ、 心得こころえたんぼの川崎かわさき神奈川かながわ程ヶ谷ほどがや戸塚とつかは、走って行けば、やいとをりむく、 三里さんりばかりか、藤沢ふじさわ平塚ひらつか大磯おおいそがしや、小磯こいそ宿しゅくを七つ起きして、早天早々そうてんそうそう、相州小田原とうちんこう

かくれござらぬ貴賎群衆きせんぐんじゅの、花のお江戸の花うろう、 あれあの花を見てお心を、おやゎらぎゃという。産子うぶこ這ふ子はうこいたるまで、の外郎の御評判ごひょうばん、御存じないとは申されまい。まいつぶり、角出つのだせ、棒出せ、 ぼうぼうまゆに、うすきね・すりばち、ばちばちぐわらぐわらぐわらと、 羽目はめはずして今日こんにちでの何茂様いずれもさまに、 上げねばならぬ、売らねばならぬと、いきせいひっぱり、東方とうほう世界の薬の元締もとじめ、 薬師如来やくしにょらい照覧しょうらんあれと、ホホうやまって、うろうは、いらっしゃりませぬか。



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1滑舌・例題 ?


ア)    待ちあぐんだあげく とうとう会えず 雨に降られて引き上げた。

有りとあらゆる所を探したが 有れば有るで使ってしまうので 金のあろうはずがない。

編もうにも網を編む糸がない。

あわてる時は 粟を喰うのでなく 泡を喰うのである。

宝くじが当たらず 当てがはずれて 後から悔やむ。

イ) 言い分があって言おうとしたが 威圧されて何も言えなかった。

生きとし生ける者がいかに平和を願うか今にして分かった。

威勢のいい医者で椅子にもかけず忙しく動き回る。

今今と今と言う間に今ぞなく 今と言う間に今ぞなくなる という意味を御存知ですか

いやいや貰った伊予蜜柑だが いよいよ無くなると惜しくなる。

江戸を離れて庵(いおり)住まいというのもわるくない。

ウ) うさぎは臼(うす)の陰から牛小屋を抜けて逃げ失せた。

うなぎとウニを食べてうんうん唸りだした。

瓜売りが瓜売りにきて瓜売り残し売り売り帰る瓜売りの声。

歌唄いが来て 歌唄えというけれど 歌唄いのように歌唄えれば 歌唄うが歌唄いくらい 歌唄えぬから歌唄わぬ。

浮かんだ浮きが又沈んで浮こうとするところを引いたが 玉網に受けそこなった。

エ) 往(ゆ)きの駅々では駅ごとに英雄を送る旗が波打っていた。 
 
絵姿になる江差追分の踊り手を絵師は探している。

絵を描かない絵描き。

得たりやおうと飛び出して得手勝手な事を言って悦に入る。

経営経済 前線前衛 遠泳永遠 全然全盛 精鋭声援

オ) お志は有りがたいが お志の裏のおつもりが恐ろしい。

押し寿司おさしみは遅くなるので お昼はお汁粉におせんべい。

お亜矢や お廊下のお隅のお煙草盆におつまづき遊ばすなと言うのにおつまづき遊ばす お亜矢やなあ。

お百度を踏んだとはおへそがお茶を沸かす。

お湯の中で泳ぐのはお止めなさい。

桶を置き忘れて 奥でお内儀さんに怒られた。

お門跡様のお庭のお池のお蓮のお葉にお蛙のお子がお三匹 おとまり遊ばしてお山椒のようなお目を おぱちくりおぱちくり。

カ) 上加茂の傘屋が紙屋に傘借りて加茂の帰りに返す唐傘。

貨客船の旅客は貨物と一緒で旅客運賃が安い。

キ) 菊栗 菊栗 三菊栗 合わせて菊栗 六菊栗

規格価格か懸引(かけひき)価格か。

ク) 久留米の潜戸(くぐりど)は栗の木の潜戸 潜りよい潜戸 隣りの潜戸は栗の木の潜戸 潜りにくい潜戸 潜りつければ潜りよい潜戸。

ケ) 京の狂言師が京から今日来て今日狂言して故郷の京へ今日帰る。

ケットーを被(おお)った毛唐と剣を持った毛唐が喧嘩して決闘になり結局二人の毛唐が怪我をした。

コ) 粉米の生噛み粉米の生噛み こん粉米のこ生噛み 雀米噛む生米噛む ここん小雀粉米噛む 親鴨米噛みゃ小鴨粉米噛む 小鴨米噛みゃ親鴨粉米噛む。

中小商工業振興会議。

ガ) 小雀(こがら)小雀がこんがらがる。

崖上(がんじょう)の学校の頑固な学生がガラス戸をガンガン叩いてがりがり先生にガンガンがなられた。

ギ) 義歯 義眼 義手 義足 おまけに擬似コレラの義兄を義理で扶養する義務がある。

グ) ぐーたらな愚図なグループがぐんぐん群を抜いたので軍人も群集もぐーの音も出なかった。

ゲ) 弁慶の元服。 源兵衛の元服。

下駄ばきベレー帽の芸術家を殺した下手人はげじげじ眉毛の下男だった。

ゴ) 御前が午後五時に御膳を5膳召し上がった。

御名代の宮は午後五時五十五分 五人の随員を伴って御殿湯に御到着。

呉越同船とは言語道断。

 鼻濁音
ガ) 長野の嵯峨さんは身軽に駕籠で上下したが 怪我もなかった。

ギ) 次に右の籠の鍵をはずすと籠の中から山羊と兎と葱が次々に出てきた。

グ) すぐに家具夜具みぐるみ荷車に積み込んで火をくぐって逃げないと危ない。

ゲ) えげつない禿のひげ面が機嫌が悪くゲーゲー吐いた。

ゴ) 見事な顎鬚の老人は名残惜しげに無言で孫の凍える手を握った。

午後から薄雲が広がり 薄曇りとなる見込みです。

サ)佐賀の佐々木三郎さんと佐山の佐々佐吉さんが去る日さる酒場で皿の鮭を肴に酒をさしつさされつ していたとさる人がささやいた。

行政監察特別委員会から行政監察のため差し遣わされた査察使が警察署を査察した。

シ)A B C シーズン シルブァー シルエット
猪汁 猪なべ 猪どんぶり 猪シチュー 猪かつ

スマートなスタイルのスケーターと素晴らしいスピードで滑るスキーヤー。

屋根のスス こはだのすし 帯の繻子。

消息筋の推察するところによれば・・・

セ)狭い背戸で親切な先生が背の低い生徒にセルの制服を着せていた。

ソ)そろいもそろって、粗暴で物騒なやつらが倉庫の隅でこそこそ相
する。

ザ)混雑の中で雑誌を読んでいるキザな奴。

ザルの残飯をザクザク食べる。

ヤジ鮫 シュモノ鮫 シマグロ鮫 ドタ鮫 青鮫 モウカ鮫。

ジ)ジラフ ズィラフ。

ズ)鼓と小鼓を包みにして小包にして出した。

頭脳明晰でズバリと図星をさす。

ゼ)風邪をひいたのに前夜から全然銭がないので 絶体絶命是非銭を出してくれ。

能楽観世流第二世世阿弥。

ゾ)芝の増上寺の上棟式には小僧に僧正大僧正、俗人も続々加わり上々だった。

ぞめきの客が草履でゾロゾロ通る。

シャ)繊維消費税は富有者のカタ税か大衆課税か目下種々調査中。

しゃにむに飛車で必死をかける。

シ)瀕死の使者が渋谷から日比谷へ必死に疾走した。

茄子の芯と梨の芯は梨の芯と茄子の芯だけ違う。

シュ)主義主張習慣趣味等、多種類記述してください。

総評 社会党左派右派の主義思想に終始首相は

シェ)シェークスピアのシェパード

ショ)諸君 ショーボードというショーを一緒に鑑賞しに行こう。

ジャ)邪推から邪魔にされたジャコベン党員がジャンジャン砂利を投げられた。

美濃の蛇池に蛇がいるじゃげな。男蛇か女蛇か 何じゃか彼じゃか判らんじゃ。

ジ)肘が匙にさわって紅茶茶碗が地面に落ちた。

医師が慈悲心から自費自弁で石の地蔵を建立した。

ジュ)儒者の儒者臭きは真実の儒者ならず。

増上寺の上棟式で増上寺の僧正が持っていた数珠は大僧正の数珠だった。

ジェ)古いジェネレーションのジェントルマンが大きなジェスチャーでジェラニュームの花を観賞していた。

ジェネラルストライキはジェネストだからゼネストと言われる。

ジョ)気丈な丈夫な女中さんが上手に序々に徐行に移した。

浄瑠璃「太十」を上演中。

タ)暖かくなる見込みですが高曇りあるいは薄曇りとなりましょう。

大変達者な足袋屋さん太鼓の替わりにタライをタンタン叩いて啖呵をきった。

己(おの)が竹垣なぜ竹立てかけた。竹立てかけたかったから竹立てかけた。

チ)備中の家中が道中の府中で夜中(やちゅう)に焼酎呑んで口中痛んで夢中になった。

ッ)スキーツアーのツーリストがツーピースでツーステップを踊った。

テ)国鉄の適切な機転で鉄橋手前で転落を免れた。

てんでに右手左手に手甲をつけて手に手に手拭きをもつ。

手と手と手を組んであるきましょう。

ト)不特定多数の投資禁止で匿名組合を取り締る。

ダ)大学施設視察団代表者会議の第一回会合は議題の点で大紛糾となった。

ヂ)ヂレッタントのヂレクターがヂアポロのジレンマについて語った。

ドゥ)ドライブはドゥライの時に限る。

デ)デレ助デレデレ デブ公デブデブ デコ坊デコボコ

電話では連絡出来ないので電報を打電。

ド)道路上の道具類は道路法違反であり 溝の泥を道路上にまくのは道義心の退廃であろう。

チャ)隣りの茶釜は唐金茶釜だが うちの茶釜も唐金茶釜でどちらの茶釜も唐金茶 釜だ。

お茶立ちよ 茶立ちよ 茶ちゃっと立ちよ 青竹茶でお茶 ちゃっと立ちよ。

チ)知識の塵の中に蟄居していても宇宙の秘密を知悉することはできない。

チュ)中央地区駐在中に忠誠誓わされちゅうちょせず直ちに中国に脱出した。

チェ)チェリーの下でチェスをしているチェコ人はチェアーマンのチェコ人だった。

チョ)検察庁長官と調達庁長官が公聴会の聴集を前に 長広舌を振るって長期調達問題の疑点を論じあった。

ツァ)お父っあんは ツァツァイスの写真機を貰って こいつぁいいと大喜び。

ツィ)ツィード ツィゴイナーワイゼン。

強い狐が月夜に鶴とつばめとつぐみを捕まえてつる草でつるした。

アフリカのツェツェ蝿を退治にツェベリンが出動する由。

ご馳走様(ごっつぉーさま) 【・・東京下町方言】

na)なせばなり なさねばならず なるものをならぬは 人のなさぬなりけり。

生米生麦生卵 殿様の長袴 若殿様の小長袴。

ni)二条 西の洞院西に入る。

にわとり屋に にわとりが20羽いたが 西隣りの庭に二羽逃げた。

mu)ぬれねずみの盗人が荷主の荷物の絹物を盗んで ぬれた着物はぬるぬるのぬかるみに脱ぎ捨てていった。

ne)寝た子の寝床から隣りの子猫が猫板のネズミを狙っている。

no)のどかな野で農夫がのんびり野面を眺めながらのろのろ耕す野。

ha)橋の端の橋善で箸が折れたが浜鍋八ぱい喰ったら やっと腹八分目になる。

箸にも棒にもかからぬ男が橋を渡って川の端へ降りていった。

hi)ヤシの実をヒヒが食い ひしの実をししが食う。

ひどいどしゃぶりを避難した庇(ひさし)の下で雨滴(あましずく)が額に一しずく。

避難する拍子に羊皮紙の表紙の批評集を引出しから引出して持って出た。

ひゅす 緋しゅす しゅちん 緋鹿子(ひかご)などの品をひとしきり調べて一まとめに紐で縛って引上げた。

ファ)ファンはファーストシーンのファイナチックなファンダチックなファッションショーを喜んだ。

フィ)フイルムはフィナーレにフィアンセとリンクでフィギュアを踊るところだった。

フ)不幸な夫婦だ古い服まで不意の不良に盗まれた。

降る霧は照る霧 立つ霧は降る霧。

フェ)フェ二ミストだがフェンシングではフェアプレイを見せる。

フォ)名フォワードだがフォックストロットも見事なフォームだ。

パ) パリパリのパリジャンがパンとパイを持って来た。

ピ) ピーチパラソルは海のものだがピクニックにはピーチの缶詰やピッコロと共に持参した。

プ)プディングにプスプス穴があいたとプリプリ怒るプリンセス。

ペ)ペタルをペダルというのはペダンティックだろうか。

ペルシャのペンナイフにペンシルベニアのペーブメント。

ポ)ポスターの下でポン引きがポケットからポマードとポンチ絵を出していた。

バ)馬鹿な馬車屋が晩方のバスでバラの花ビラをバラバラにしていた。

上高畑(かみたかばたけ)へ行くのですか下高畑へ行くのですか。いいえ 上高畑でも下高畑でもありません。中高畑へ行くのです。

ビ)ビルディングのビルブローカーの美人秘書が淋しそうにビール瓶をビロードでぬぐって枇杷(びわ)を生けていた。

ブ)不気味な ぶ男がブリをぶらりとぶら下げて ブルドックにかぶりつかれた。

武具馬具武具馬具三武具馬具合わせて武具馬具六武具馬具。

べ)ベロベロの米人がベランダのベンチで米語をベラベラ弁舌あざやかにのべつまくなしに喋っていた。

去年の盆も紅木綿の衣(べべ)着て盆をした。今年の盆も紅木綿の衣着て盆をした。来年の盆も紅木綿の衣着て盆をしょう。三盆三紅木綿の衣着て盆をする。

ボ)坊主が屏風に坊主の絵を上手に描いた。

マ)まあまあ丸くまとまり まずまず結構。

青巻紙赤巻紙黄巻紙で三巻紙 赤巻紙青巻紙黄巻紙で六巻紙 まきまきつなげて長巻紙をつくった。

お前の前髪下げ前髪 お前のまげは輪まげだよ。

ミ)皆々様の見ている御前で小気味よく右の耳から耳輪を三つ見事に取り出してみせます。

ム)煙の中で煙いのに無理に結んだむすびを六つ 娘と息子に三つずつやった。

麦ごみ麦ごみ三麦ごみ合わせて麦ごみ六麦ごみ。

メ)眼医者と名刺屋はめいめい名士に面識があった。

モ)森の杢兵衛最中もぐもぐ盛ももぐもぐ文句ももぐもぐ もぐもぐもぐもぐ大もぐもぐ。

ヤ)闇の山で嫌な奴に会ったが やっとややこしい道を抜けて 夜半に宿にやって来た。

ュ)湯屋のゆがまぬ湯槽も ゆっくりゆすると柚子油がゆったりゆったり ゆらゆらゆれる。

夕刊で熊野の由来を読んでゆうべは熊野の夢をみた。

ヨ)八日の夜の夜廻りは酔っ払って 夜通しよろよろよろけていたが夜明けまでよく四回廻った。

ラ)西空から薄雲が拡がって空風の寒さが身体中に感じられたのでダラダラ坂を下りながら ラグランのオーバーの襟を立てざるを得なかった。

リ)利口な彼が利に走り利が利を生んだが理非が分からず 楽しいクリスマスも苦しいクリスマスになった。

ル)アンリ ルネ ルネルマンの落後者の群れは語呂が悪いのでアンリ ルネ ルネルマンの流浪者の群れと言い改められねばならない。

レ)恋歌でいい現わされねばならぬ恋愛を連歌でいい現わされねばならぬといわれるのは無理である。

ロ)オールで苦労してから櫓を操ろうとしてのろのろと岸へ近づけようとしたらオールを落としてしまった。

ワ)若人達とわいわい騒いで若やいでいた私はワラにかくされた罠にかかった鰐を助けてやった。

ウィ)ウイークエンドにはウイットに富んだ人達でメリーウィドーの曲を聴く。

ウェ)ウェストミンスターの鐘が鳴るとウエッティングマーチが始まった。

ウォ)ウオーターポロはウォーミングアップ 終わっていよいよ試合開始ストップウオッチが押された。

ブァ)ブァイオレット ブァイブレーション ブァレーボール ブァージン。

ブィ)ブィタミン ブィオラ ブィブィット V(ブィ)

ブゥ)サーブ アクティブ レスィーブ

ブェ)ブェール ブェルブェット ブェンティレーター

ブォ)ブォードブィリアン ブォイス オブアメリカ

キャ)お客が柿むきゃ飛脚が柿喰う飛脚が柿むきゃお客が柿喰うお客も飛脚もよく柿喰う客飛脚。

ミャ)猫を拝みゃがる。

ピョ)蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ




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        「滑舌・抜粋」子音練習例題

1〓今日午後学校で剣戟ごっこ きっかけきく子がごく聞かん気で きっかけきく気かきかん気か お小言くいくいきっかけをきく
(きっかけ聞かないサキ走りのサンキちゃん きっかけ聞く前から 呑み過ぎで さっきの意見も聞かないのだぁ)

2〓神田鍛冶町の角の乾物屋で勝栗買ったが 固くて噛めない 返しに行ったら勘兵衛のかみさんが帰ってきて かんしゃく起こしてかりかり噛んだらかりかり噛めた まねしてしんしあさん かりかり噛んだが かりかり噛んでかりかり前歯が欠けた
             (ま、この後sinちゃんは差し歯にして 差し歯を呑み込んでしまいましたとさ)

3〓毛虫に欅が欅に毛虫が 欅に毛虫毛虫に欅 カキクのクーちゃん欅に蹴り入れ毛虫をこけくきか もとい 柿ノ木栗の木かきくけこ
(喧嘩好きの、くーちゃんなら、いい子して こうして遊ぶでしょう)

4〓かんかんづくしを言おうなら 蜜柑金柑酒に燗 子供羊羹やりゃあ泣かん 親の折かん子がきかん
(親の意見をきかん サンキちゃん 理屈も言うが よいしょ も上手い )

5〓河童と亀が賭け事をして かちかち山を駆け上がり 河童は途中で脚気にかかり葛根湯を飲んでた亀は かまわずかっかかっかと 駆け上がって賭物をすっかりかち取った
(しんしあ話によく出てくる話 が 歯が無いから話にならない)

6〓くりくり坊主が 栗食ってくりくり舞をくりかえし くるりと庫裏へくり込んだ
(チビタコもくーちゃんもきりきり舞いで 舞を舞うんだわいな)

7〓黒田さんの黒助が栗茶町に黒鯛を買いに行って黒犬に食いつかれて黒血が流れた
(黒くかすんだ黒い幽霊を相手に今夜も飲み明かすのは、だれ? サキちゃんとは、言ってません)

8〓農商務省特許許可局日本銀行国庫局
              (許可書なく 動いて喋る 御影石の如くのミスゲちゃん)

9〓甲州甲府の紅梅町の 穀屋の小僧が米を背負って こぐり戸をこぐる所でころんでこぶをこしらえて これからこれからこぐり戸をこぐらないと後悔した
             (こぐるならしんしあさんの裏門をこぐりなさい こしらえ物のこぐり戸があるが、10円取られて おつりは三円)

10〓客一人に柿一つ 客二人に柿二つ 客三人に柿三つ 客四人に柿四つ 客五人に柿五つ 客六人に柿六つ 客七人に柿七つ 客八人に柿八つ 客九人に柿九つ 客十人に柿十
             (チビタコ チョロ チョコにも柿三つずつやってください。クーちゃんは盗み食いしてはいけません)

                                       ◆

11〓一寸ばかりの小小僧が 小袈裟に紺ころもに小数珠を小首にこがけて 小阪小降りに小寺に参り候
             (候弁ならクーちゃんに任せなさい。アイ アム ア そうろう)

12〓がらがら まっぴら御免なさい米屋でございます 昨日五升今日五表お届け致しました
             (請求書はミカゲちゃんへ 領収書とおつりはは ピンちゃん様で )

13〓城の番場で合羽屋が合羽干す にわかに天狗風 合羽舞い上がり合羽屋があわてておほりへ落ちた。
       (河童が ガッパガッパと クーちゃんと大もうけ ミカゲちゃんは お手伝いして
ころころコロリの五円玉。でもニッコニコ これも御縁と言うからに)

14〓隣りからひね米まじりの炊いて食える米を借りにきました ひね米まじりの炊いて食える米を貸してやりましょうか ひね米ひね米まじりの炊いて食える米を
              (いらんわいと 怒るしんしあさん 冷えた部屋で冷え飯喰らう)

15〓信州信濃渋井村 新家の重さんの尻に虱が四匹しがみついて死んだ
(虱なんて知らんと知ったかぶりのサンキお姉さま)

16〓浅草寺(せんそうじ)の千手観音専念千日千遍(せんじゅかんのんせんねんせんじつせんべん)拝んで千束町(せんそくちょう)で煎餅買って千たべた。
(せんない事と先日つぶやいた くーちゃんは朝寝 お昼寝 早寝が得意)

17〓笹原さん佐々木さん 佐々三郎さん 三人早速あさって誘ってあげましょう。
(誘ってもらえないサンキちゃん 自棄酒 冷酒 寝ぼけ酒)

18〓住吉のすみにすずめが巣くって 巣早’すばや)すずめの巣立ちすずらん
(すりすりスリの役 クーちゃんは スリルとすり抜けた)

19〓さあさあ させさせ ずんずんさせ 騒々しいぞ しずしずさせ 図々しいぞ
(図太く 図々しく 活きるのがサンキちゃんの希望と野望です)

20〓しめのしんざ池の鴫四万四千四百四十四匹(しぎしまんしせんしひゃくしじゅうしひき)尻並べて死んどった。
(尻にしんしあはん 関係あらへんがなとクーちゃんが言う)