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島鉄情報局

2016年1月9日 19時41分48秒 (Sat)

かつての争いの名残?諫早ターミナルホテル

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(遅くなってすいません)

さて、新年も明けたことですのでとびっきりの新しいネタを〜っといきたいところですが、今回は特にそんな新しいネタでも何でも無いです。ただちょっとした豆知識のような記事です。一応「見聞録」であって「ニュース速報」ではないわけですから、こんな記事も書くということで(^0^;)
まあ、前置きが長くなる前に早速紹介しましょう。
img_20160109-210917.png
諫早ターミナルホテルは、1978年に諫早駅前に開業しました。館内はシングルルームの他ツインルームもあり、またインターネット環境も整備されております。ちなみに島鉄のグループ企業であり、島鉄全体としてみても唯一の宿泊施設になります。
こうやって見ると、まあ言ってみれば普通のホテルなのですが、このホテルのどこに「争い」なんてものが垣間見えるのでしょうか・・・。
ヒントとして、まず場所を見てみましょう。
img_20160109-210931.png
場所は諫早駅前・・・ですが、隣には「バスターミナル」の文字が。
このバスターミナルには現在は県営バスと島鉄バスが発着しています。
まあ、島鉄バスと県営バスの関係をよく知る方ならうすうす分かってくるかもしれませんね。
分からない人のために、次のヒントを。
img_20160109-210943.png
これは、ホテルの一部を撮ったものですが、ちょっと違和感を感じませんか?
感じる人は「なんでこうなっているの?」と考えてみてください。感じない人はどこが変なのか見つけてみてください。
ちなみに、個人的には結構大きな手がかりな気もするのですが、皆様どうでしょうか。
違和感を感じられた方で「まだわからない」という方、そして違和感を感じられてない方は「ターミナルホテル」という名前をヒントに考えてみて・・・といっても、これはヒントとしては無理があるか・・・。

というわけで、正解。
実はこのターミナルビルの1階には元々島鉄バスの諫早ターミナルがあったのです。
つまり「諫早ターミナルホテル」という名称は、元々バスターミナルがあったからついた名前でもあるわけです。
そして、第1のヒントをもう1回見てみましょう。
これは県営バスのターミナルです。県営バスのものといえど2007年から島鉄も発着するようになりました。なぜ統合されるようになったのか・・・それは一つの争いが幕を下ろしたからです。
かつて島鉄と県営はそこまで仲が良い関係ではなかったようで、「ありあけ」号というバスで共同運行をしたことさえあれど、九州を代表する温泉地「雲仙」をめぐって熾烈な旅客争いをしていました。その争いの中では以下のようなこともあったようです。
//www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/1430/page053.html
そんな県営との争いの中で開業したのが諫早ターミナルホテルでした。ターミナルホテルと言われても、実際はターミナルや駅などが併設されていない場合が多いのです(兵庫県の三宮ターミナルホテルなど例外もある)が、島鉄の場合はなんとちゃっかりターミナルまで備えるというおしゃれっぷり。ホテルで宿泊してすぐにバスに乗れる、しかも送迎じゃなくて普通の一般路線バスという利便性の高さは商売敵の県営にとって憎い存在だったかもしれませんね。その後も県営と島鉄は末永く争いが続いていくものかと思われました。
しかしながら、1990年より発生した雲仙普賢岳災害がその争いに終止符を打つきっかけになったとも言えます。噴火災害で雲仙温泉どころか島原半島自体へ向かう観光客の数が年々減少していき、観光客で賑わっていた雲仙や島原の待ちに観光客はほとんどいなくなったのです。そのため、島原半島方面への客足が減ってしまったことをきっかけに県営は島原半島からの撤退を画策、結果2005年に島原大手〜雲仙などの一部路線が廃止、2007年には雲仙〜長崎線を除く全路線が廃止となり諫早から雲仙へ向かうには島鉄バスしか使えない状況になったのです。
そこで県営は島鉄と話し合った結果、島鉄バスを県営が島原半島からほぼ撤退した2007年より諫早ターミナルに乗り入れさせることが決定。もしかしたら島鉄も諫早ターミナルの規模の小ささに悩んでいたかもしれませんね。といいますのも、建物の大きさから察するに、ホームは恐らく大型車2台分ほどだったでしょうから、出発と到着が何便も重なり合うと大変だったものと思いますしね。
さて、統合されるやいなや島鉄の諫早バスターミナルは閉鎖されました。
しかしながら、閉鎖後はどうしようものか・・・と考えられた結果、かつての待合室は居酒屋に、かつてのホームは店舗スペースを新設してクリーニング屋を置くことにしました。確かにホテルの近くにあると便利ですし、これは良いアイディアだと思います。

まあ結局、この争いの結果として、これは島鉄が商売敵を追い込んで撤退させたと言うより、利用者減少を良い機会に、利用者の多い路線などで何とか食いつないでいこう、客のいない路線は島鉄に運営させようと考え撤退した県営の作戦勝ち(?)であると言えますが、一番の勝者はこの2社でなく、2社を窮地に追いやった社会の動きだったと思いますね・・・。

さて、第2のヒントの画像をもう1回見てみましょう。
先述のクリーニング屋の前と同じく居酒屋の前・・・舗装の雰囲気が違いますね。居酒屋の方は歩道らしく整備されて明るい色調になっているのに対し、クリーニング屋の前は普通のアスファルト・・・まるで道路みたいです。それにクリーニング屋の前には「危険 通抜け禁止」という看板が何故か建っています。そう、これが数少ない名残です。このアスファルト部分や看板がかつてのターミナルのバス出口だということを示しています。
他にももしかしたら名残はあるかもしれません。しかしながら、このようにリニューアルされてあるので、それらをはっきり伺うことはもしかしたら難しくなっているかもしれませんね。

さらに、現在諫早駅は新幹線整備に伴って駅周辺を整備し直すことになっています。
諫早駅駅舎も建て替えられ、駅前にはバスロータリーが設置されるようになるのですが、そのような整備などに伴って恐らく県営バスのターミナルは消滅するものと思われます。そしてターミナルホテルももしかしたら建て替えられるかもしれません・・・。そうなると、このような光景が見られなくなると思われますので記録はお早めに。


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