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ネットいじめ対策

 ネットいじめから子どもを守る

     全国ICTカウンセラー協会 安川雅史

ネットいじめの起こる背景

1999年ケータイにインターネット機能が加わり、2003年に通信費の定額制が導入されました。パソコンが使えない子どもでも、ケータイの場合は簡単に自分のホームページを作ったり、ブログを開設したり、プロフィールサイトや、学校裏サイトを作ることができます。ケータイやスマートフォンの普及により、ネットを使ったいじめや犯罪に巻き込まれる子どもは後を絶ちません。日本人は特に、面と向かって人の悪口を言わずに、陰で人の悪口を言う傾向があります。匿名性が加わり、人間の悪の部分が出てきたといえます。(教員は、誰が書き込んだのかわかるんだぞ。と生徒を脅しますが、実際は警察が介入する犯罪的な書き込み以外は調べることができません)ネットいじめは、体格差など一切関係ないので、学校で目立たない子や、いじめられている子が加害者になることもあるのです。誰でも被害者にも加害者にもなる可能性があるのです。民間の会社にネット監視を依頼している学校も増えていますが、子どもたちがハマっている会員制のゲームサイトは、検索にヒットしてきませんし、パスワードを入力しなければ見られないサイトを作っている子どもたちも増えているので、問題があるサイトは見つからないのが現状です。また、海外のサーバを使って作られた場合、日本の警察や法律は手出しできません。ネットいじめはより悪質化していると言えます。

 

「卑劣なメールいじめ」相談

遠隔操作の問題が日本中を騒がせましたが、メールアドレスを詐称してケータイやPCにメールを送る「なりすましメール」も、学校現場で大きな問題となっています。関東の私学の中学校で、クラスメイト39人のメールアドレスを使い、一人の生徒に誹謗中傷メールを送り、それが原因で不登校になった生徒がいました。
 なりすましメールを使い、同じ出身中学の女子高生に「暴行する」と脅迫メールを送り、逮捕された高校生もいます。
 各携帯電話会社は、送信元のメールアドレスを偽装した「なりすましメール」やその他の迷惑メールを受信拒否できるサービスを提供しています。なりすましメールなどを利用した嫌がらせは簡単に防ぐことが可能なのですが、親や学校の先生の多くが、こうしたサービスがあることすら知らないのです。是非、各携帯電話会社に確認して「なりすましメール」の受信拒否設定をしてください。
また、チェーンメールで、裸の画像などを不特定多数の人に広めるいじめがあります。これは、かつて流行った不幸の手紙の携帯メール版です。教員は子どもたちにチェーンメールは犯罪だということをしっかりと指導することが大切です。また、メールがどこで止まったかを調べることは出来ないし、迷惑メール相談センターや各携帯会社が迷惑メールの転送先を用意してくれています。学校側はそのような情報収集にも力を入れるべきです。
 学校裏サイトは、全国規模の他、学校別の掲示板があります。在校生や卒業生が勝手に立ち上げた掲示板で、そこにはプライバシーは存在しません。名前を挙げられスレがたてば、お祭りが始まったように、悪口が書き込まれ、学校に登校するとある日、突然、いじめにあったり、無視されるケースもあります。卑猥な画像をアップするケースも目立ちます。また、掲示板に名前を書かれた人が目先を変えるために、別な人の誹謗中傷を書き込むケースがあり、いじめられていた子どもが突然いじめる側にまわるケースもあります。

 

学校裏サイト対策

自分の通う学校や自分が勤務する学校裏サイトを見つけ、さらには個人に対する誹謗中傷や個人情報の暴露を発見した場合、どんな内容であっても放置してはいけません。個人名や誹謗中傷を放置したことにより、将来的に不利益になることが非常に多いためです。インターネットが普及した現代、氏名やニックネームで検索するだけで個人の情報がインターネットで確認できる場合が多いです。近年では学生のTwitterやFacebookの利用内容から内定を判断する企業が少なくありません。
 書き込み内容を確認した場合は、その掲示板のURLを控えておいてください。更に、PCサイトであればその画面をプリントアウトするかスクリーンショットを撮影して、書き込み内容、日時を保存してください。ケータイサイトではプリントアウトすることが難しいため、管理者へ書き込み内容の保存を依頼する必要があります。
 他人に書き込まれた内容を閲覧者が勝手に削除することはできませんが、管理人に要請すれば削除してもらうことが可能です。削除依頼の方法は、各掲示板によって異なります。掲示板には削除依頼の方法が掲載されていますので、それを読んでください。通常は「Q&A」「困ったときはコチラ」「利用規約」などのページが設けられていて、その中に削除依頼の方法が書かれている場合が多いです。しかし、最初から、個人名をあげて、誹謗中傷ばかりが書かれている掲示板は管理者に削除依頼を送っても削除されないケースが多いので全国webカウンセリング協議会にまずは相談してください。掲示板によっては削除依頼専用のスレッドが用意されている掲示板サイトもあります。削除依頼スレッドが用意されていれば、そのスレッドに書き込んで下さい。その際、個人名で削除依頼を送ることは危険ですから削除依頼人と書いてください。また、URL・スレッドタイトル・書込No・削除依頼理由も必ず入力してください。
 管理者に連絡しても削除されない場合は、掲示板が利用しているプロバイダに削除依頼のメールを送ります。掲示板の最下部に書かれたリンクをクリックすると、掲示板サービスを提供しているプロバイダのホームページにアクセスできます。そのページにある「問い合わせ」「違反BBS通報」から削除依頼メールを送ります。削除依頼は必ず、具体的に書かれている内容について記載し、書き込みのあるアドレス(URL)を記載します。また証拠を残す為に、書かれた内容と日時がわかるようにプリントアウトしておくことと、管理者に通信記録の保存もあわせて依頼しておくことも大切です。

情報モラル教育の必要性

文部科学省は全国の小学校や中学校に向け、ネットモラル教育の重要性を認識して、その教育を徹底するためのガイドラインを10年以上前から配布しています。しかし、実際の教育現場でほとんど実践されていないのが現状です。
 まずは、教師がしっかりと現状を理解しなければなりません。具体的に問題となっている犯罪の実態や刑罰についても子どもたちにしっかりと解説ができて、予防策も教えていくことが大切なのです。
 2011年マスコミが連日のように報道した、京都大学などで行なわれた東北の予備校生の入試カンニング事件は、終わってみれば一人の少年の単純な犯行でした。高度なハイテク犯罪。複数犯の犯行などと様々な憶測が飛びましたが、結局は、ケータイを使った極めて単純な犯行だということがわかりました。このことからも、今の子どもたちと大人の間では大きなずれがあったと言わざるをえません。今後、このような事件が二度とおこらないためにも、本当の意味でのモラルを守り安心安全にインターネットを使うための教育をしていかなければいけません。
 また、ニンテンドーDS、PS3、PSP、Wiiなど多くの子どもがはまっているゲーム機は、インターネットに接続して利用できるようになっています。JR新宿駅前での無差別殺人を予告する内容の書き込みをして威力業務妨害容疑で、関東の中学3年の男子生徒が逮捕されました。この生徒は、「ニンテンドーDS」を使い、家電量販店などに設置されている「DSステーション」と呼ばれる無料で使える公衆無線LANのアクセスポイントからインターネットに接続していたのです。大人にとっては単なるゲーム機として買い与えていたものが殺人予告をするための道具に変わってしまうこともあるのです。軽はずみな書き込みをして逮捕された子ども、ケータイを使ったカンニングで社会的な大問題をおこした子ども、いずれも学校でしっかりとした情報モラル教育を受けてきたとは、到底思えません。
 わからない、ついていけないで済まされる時代ではないのです。子どもたちが、しっかりと自分の身を守り、人に迷惑をかけずに安心、安全にインターネットを利用することが出来るように教師も本腰を入れて取り組むときが来ているのです。学校側はネットいじめから子どもたちを守るためにも、犯罪から子どもたちを守るためにも、徹底したモラル教育を行わなければなりません。

 


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安川雅史Oriconニュース
http://www.oricon.co.jp/prof/191964/tv/

安川雅史ブログ
安川雅史講演会日程
心理療法カウンセラー養成講座

 

安川雅史が任命された委員等

●東京都知事付属機関青少年問題協議会委員

●文部科学省学習指導要領 教育の情報化の手引き検討委員

●東京都港区子ども・若者支援対策検討委員

●総務省青少年インターネットワーキンググループ構成委員

●文部科学省ネット安全安心全国推進会議委員

●横浜市子ども若者支援協議会検討委員

●東京都子どもネット・ケータイヘルプデスクトータルアドバイザー

●東京都公立学校非公サイト調査・削除要請トータルアドバイザー

●東京都教育相談センタートータルアドバイザー

●参議院国会議員政策担当秘書研修出講

●内閣府ユースアドバイザー養成プログラムテキスト作成委員

●文部科学省ネット安心安全全国推進委員

●文部科学省学校における情報モラル教育の推進事業企画委員

●文部科学省青少年を取り巻く有害環境対策推進事業企画委員

●国立奈良教育大学教育学部特別講師

●文部科学省先端情報通信技術を活用した教育・学習に関する調査検討委員

●文部科学省情報モラル指導者研修ハンドブック制作協力

●文部科学省子どもを守り育てる有識者会議、衆議院青少年に関する特別委員会にて

意見陳述。

 2015年2月17日(火)読売新聞2面「顔」
ネットで子供の悩みを聞く活動が10年目を迎えた教育評論家・安川雅史
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page36
2015年2月20日(金)朝日新聞2面「ひと」
(ひと)安川雅史さん ネットのいじめに立ち向かう元高校教師
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page35
2017年10月18日(水曜日)TONE MOBILE(TSUTAYAの格安スマホ)
教育×スマホを考えるsome-write
どうしたら子供を「LINEいじめ」から守れるか。加害者にも被害者させないために親ができること|TONEモバイル-TSUTAYAのスマホ
https://tone.ne.jp/column/education/line-bullying/ 

全国ICTカウンセラー協会関連サイト
一般社団法人全国ICTカウンセラー協会
安川雅史日程表
児童心理カウンセラー養成講座・認知行動療法カウンセラー養成講座
子供をネット犯罪・ネットいじめから守る
いじめから子供を守る
不登校・ひきこもり
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ネットいじめ・LINEいじめから子供を救う
不登校・ひきこもり対策
LINEいじめ・LINEトラブルから子供を守る最善策
リベンジポルノの被害にあわないための具体策
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復讐ポルノ被害甚大
LINEいじめまとめ記事
LINEいじめが深刻化「面倒くさい」に仕返し、少女4人逮捕
危うい”プライベート画像”交換
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
情報モラル指導者研修ハンドブック
わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態

想像を超えたネットいじめの世界
10代のネットいじめを追う
ネットいじめ・学校裏サイトの現実
衆議院青少年問題に関する特別委員会
青少年ユースアドバイザー養成プログラム

夏休み明けが危ない!LINEいじめに疲弊する子どもたち
「LINEいじめ」3つの要因!「既読」「言葉勘違い」「裏グループ ...
衆議院インターネット審議中継

◇問い合わせ先:全国ICTカウンセラー協会
代表理事 安川雅史
 
【本部事務局】
 
〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬13-7日本橋大富ビル2階
全国ICTカウンセラー協会
TEL:03-6403-4029
FAX:03-6868-5324
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