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スマホで出会いを求める子どもたち

スマホ女子高生3割が「見知らぬ人と会った」 
兵庫・猪名川町 「自主ルール」策定の「危機感」

スマホを利用する町内の女子高生の3割が、ネットで知り合った人と会ったことがある――田園風景が広がる兵
庫県の町で実施されたアンケート結果が、保護者に衝撃を与えた。

[産経新聞] 2014年02月27日
スマートフォン(高機能携帯電話)を利用する町内の女子高生の3割が、インターネットで知り合った相手と実際に会ったことがある-。里山の森林や、のどかな田園風景が広がる兵庫県南東部の人口約3万人の猪名川町で実施されたアンケート結果が、保護者に衝撃を与えている。スマホが実現した都会と同じレベルの“危険性”に対処しようと、同町では中高生自身も参加しての「スマホサミット」を開催。スマホ利用の“自主ルール”づくりに乗り出した。

“会える率”は大阪の2倍!?

 1月18日。兵庫県猪名川町で中高生や県警、自治体関係者ら約320人が参加して開かれたのは、「INAGAWAスマホサミット」。昨年2月にPTAや教職員でつくる猪名川町青少年健全育成推進会議が実施した教育現場のいじめに関するフォーラムで、中高生のスマホ利用をめぐる問題について生徒が自分でルールや対策を考える機会を作ろうと決まったことから、初めて開催された。
 ここで発表されたのが、町内の全中高生(中学853人、高校505人)を対象に事前に実施した、スマホに関するアンケート調査の結果。結果をまとめた兵庫県立大の竹内和雄准教授によると、会ったことがない人とメールやLINEをした経験がある生徒はフィーチャーフォン(従来型携帯電話)利用者が29%なのに対し、スマホ利用者では59%と倍。スマホを1日3時間以上使う生徒も54%もいた。
 衝撃を与えたのは、「ネットで知り合った人と実際に会った経験」に関する調査結果だ。フィーチャーフォン利用者では3%に過ぎなかったが、スマホを利用する生徒では17%。スマホ利用者のうち高校女子に限ると、実に30%にも達した。これは大阪府警の同様の調査結果(13%)の実に2倍以上に相当し、会場に集まった保護者からは驚きの声が上がった。

書き込み・投稿の「影響」には意識薄く…

 今回、アンケートの質問項目は「1日に携帯電話を使う時間」や「個人情報を公開した、またはされたことがある」「インターネットで知り合った人と実際に会ったことがある」-など。生徒が自分で考え、学年と性別のみ記入する形式で、全員から回収した。
 青少年によるLINE(ライン)やフェースブック、ツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の使い方をめぐっては、さまざまなトラブルが発生、社会問題化している。根底にあるのは、自分の書き込み・投稿が相手や社会にどのような影響を及ぼすかに対する子供たちの認識不足だ。
 今回、アンケートから利用ルールづくりまで、一環して生徒たち自身に取り組ませたのは、「親や教師から押しつけられるより、自分たちで考える方が実効性は高い」(竹内准教授)とのねらいから。サミットではまず、アンケート結果を基に竹内氏と高校生らがパネルディスカッションを実施。その後は中高生7人ずつで計3つの班をつくり、スマホ利用のルールやトラブル防止策について話し合った結果をそれぞれが発表した。

「当たり前」の防止策だが…「気づいた」効果の大きさ

 生徒たちが考えたスマホ利用ルールやトラブル防止策は、「LINEのKS(既読スルー)を気にしない」「スマホの利用を止める時間を決める」「ダウンロード、アップロードする前に、立ち止まって考える」など。大人からみれば当たり前のことばかりだが、サミットを主催した太田はるよ・町青少年健全育成推進会議会長は、「ネット上にも善悪の区別やルールがあることを、子供たちは知らなかった。自分たちで気づいたのは大きい」と強調する。
サミットの最後には、「自分たちでルールを作る(夜○○時まで/個人情報を書かない/心を広く)」「リアルのコミュニケーションを大切にする」「書いていいか、ダウンロードしていいか立ち止まって考える」-との3カ条から成る「INAGAWAスマホ宣言」を採択。推進会議では今後、スマホ宣言を印字したパネルを町内全校に配布する予定だ。
 参加した生徒らは、宣言をさらに具体化したスマホ使用のガイドラインの作成に意欲を示している。このガイドラインを基に、中学生が小学校でスマホの安心・安全な利用のための出前授業を行うことも検討しているという。スマホやSNSがこれだけ普及した今、小学生をそれらから遠ざけるのは困難。ならば、早いうちから正しい使い方を知ってもらおう、という発想だ。
 町教委によると、サミットには隣の川西市や滋賀県高島市など自治体のほか、奈良県と神戸市の団体からも問い合わせがあった。兵庫県警からはアンケートのデータ提供の依頼もあり、子供たち自身に考えさせるスマホ対策には注目が集まっている。
 衝撃的なデータが明らかにされたスマホサミット。竹内准教授は閉幕を前に、会場にこう呼びかけた。
 「スマホの悩み、トラブルを抱える子供は多い。気づいてやれるのは保護者。対処できなければ、知っている大人を探して相談しましょう」(南昇平)


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●内閣府ユースアドバイザー養成プログラムテキスト作成委員

●文部科学省ネット安心安全全国推進委員

●文部科学省学校における情報モラル教育の推進事業企画委員

●文部科学省青少年を取り巻く有害環境対策推進事業企画委員

●国立奈良教育大学教育学部特別講師

●文部科学省先端情報通信技術を活用した教育・学習に関する調査検討委員

●文部科学省情報モラル指導者研修ハンドブック制作協力

●文部科学省子どもを守り育てる有識者会議、衆議院青少年に関する特別委員会にて

意見陳述。

 2015年2月17日(火)読売新聞2面「顔」
ネットで子供の悩みを聞く活動が10年目を迎えた教育評論家・安川雅史
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page36
2015年2月20日(金)朝日新聞2面「ひと」
(ひと)安川雅史さん ネットのいじめに立ち向かう元高校教師
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page35
2017年10月18日(水曜日)TONE MOBILE(TSUTAYAの格安スマホ)
教育×スマホを考えるsome-write
どうしたら子供を「LINEいじめ」から守れるか。加害者にも被害者させないために親ができること|TONEモバイル-TSUTAYAのスマホ
https://tone.ne.jp/column/education/line-bullying/ 

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