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ケータイがもたらす心身への影響

ケータイがもたらす心身への影響



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全国ICTカウンセラー協会 安川雅史
ケータイに依存する子どもたちが増えています。ケータイ依存が原因で家族関係や友達関係もおかしくなることもあります。
ケータイ依存の人は利き手でメールをしません。メールを打つときは必ず利き手と逆の手、もしくは両手を器用に使いこなします。勉強しているとき、ご飯を食べているときなど、利き手は必ず埋まっています。つまり、常にあいている手を使っているうちに利き手と逆の手でしかメールが打てなくなっているのです。ケータイの持込を禁止している学校でもケータイ依存症の子どもは必ずケータイを学校に持ち込んでいます。ケータイが体の一部のようになってしまっている子どもたちも増え、ケータイを家に置いてくることなど考えられないと言います。更にケータイ依存症の子どもたちはケータイの充電器も必ず学校に持ち込んでいます。授業が終わり、先生が教室から出て行った途端にコンセントの取り合いが始まります。ケータイ依存症の子どもはケータイからインターネットに接続したり、友達とのメールのやり取りを頻繁にやっているので、当然、電池切れが早くなります。子どもたちにとって一番怖いのは圏外と電池切れです。家族と食事に行くときも、一度、圏外になったレストランには行きたがりませんし、家族旅行でも、ケータイをずっと操作していて、親子のコミュニケーションがまったく取れないという相談もあります。食事中もケータイ片手にご飯を食べ、防水機能のケータイを買ってもらったり、透明なビニール袋にケータイを入れ、お風呂場に持ち込んでいつまでもお風呂から出てこない子どももいます。トイレにもケータイを持ち込み家族が自由にトイレを使えないという相談もあります。勉強中もケータイを手放さず、「何ページまで進んだ?」と複数の友達にメールを同時配信し、それぞれの友達から返信が来て、いつまでもメールが続いてしまい、全く勉強に集中できなくなり成績が落ちている子どもたちも増えています。また就寝前のお休みメールを友達に送り、いつまでもメールが続いてしまい寝不足になり、学校で居眠りが多くなったり、遅刻が多くなるなどのケースも増えています。就寝前のメールのやり取りは脳が行う眠るための準備作業を中断して、自然な眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌を妨げるため、就寝前に濃いエスプレッソコーヒーを2杯飲んだのと同じ不眠効果があると言われています。(英エディンバラ睡眠センター・クリス・イジコフスキ博士)
日常生活でこれらのことが思い当たる場合はケータイ依存症です。これらを放置しておくと、当然、コミュニケーション能力が低下し、将来、社会に出たときにも悪影響が出ることは間違いありません。また、ケータイ依存の子どもは良いこと、悪いことの分別もつかない子どもになってしまい、事件に巻き込まれたり、いじめの加害者、被害者になるケースも多く見られます。電車の中でも、ケータイが振動していないにもかかわらず、ケータイのバイブが振動していると勘違いしてケータイを覗き込み、首をかしげる子どもたちを見かけます。メールを頻繁にし、ケータイの振動する感覚に過敏になりすぎると、脳が誤作動を起こし、実際にケータイが振動していないにもかかわらずケータイが振動しているように感じることがあるのです。これをファントムバイブレーションシンドロームと言います。また、モスキート音をダウンロードして、着信音として使い、学校でも授業中、先生の話を聞かずに友達とメールのやり取りに夢中になっている子どももいます。モスキート音は、20代後半を過ぎると聞こえない周波数なので、生徒たち同士しか聞こえないのです。先生方には聞こえない周波数なので、授業中生徒がメールでやり取りをしていても全く気付かないのです。ケータイ依存になり授業中もケータイを手放せない子どもたちは、このようにモスキート音を利用したりするのです。ケータイを届出制にして、朝、先生が預かり、帰りに返す学校もありますが、先生に預けているのは、機種変更して電源が入らなくなった古いケータイで、普段使っているケータイは常に手元において、机の下に隠して、友達とメールをしたりゲームにはまっている子どももいます。自分の子どもがケータイ依存かどうかを見抜く一番の方法は、明細書をしっかり確認することです。定額制にしている親ほど、明細書を見ていません。支払う料金よりも、定額制にしていない場合の本来の利用料金を見なければなりません。「うちは、毎月、子どものケータイの利用料金は8000円以内だから問題ありません」と言っている親がいました。しかし明細書を確認させてもらうと、定額制にしていなかった場合の利用料金は100万円を超えているのです。定額制にしていない場合の利用料金は明細書をよく確認すれば、すべて出ています。実際に支払う金額だけではなく、本来の利用料金をしっかりと親は確認しなければなりません。定額制にして銀行引き落としにしている場合ほど安心しきって、封も開けていない親もいます。毎月、明細書を見ながら、ケータイの利用方法について、しっかりと子どもと向き合って話し合いの時間を持つことが大切です。フィルタリングに関しても、まずは子どもとしっかり向き合って、子どもを説得しなければなりません。フィルタリングはケータイを使いづらくするものではなく、子どもを危険から守るためのものなのです。子どもの言葉に騙されて簡単にフィルタリングを外す親が多いです。子どもから何を言われても子どもを守る気持ちが強ければ、フィルタリングは外さないものです。フィルタリングを外した親に「なぜ、フィルタリングを外したのですか?」と質問すると、「私は、子どもを信じていますから」とか「うちの子は大丈夫です」という返答がよくありますが、このような無責任な親にはなってほしくありません。フィルタリングをしっかりかけて、子どもを守れるかどうか?は親としての力が試されているといっても過言ではありません。親としてやるべき事をやっていなければ当然、ほころびは大きくなります。また、家庭でもしっかりとしたルールを決めることも必要です。「お母さんとお父さんはあなたとちゃんと顔を見合わせてご飯を食べたいの。食事の時はケータイ禁止。これはうちの家庭のルールよ。『うちの親、鬼婆だから、絶対この時間にメールできないよ』と友達に言っておきなさい」このようにしっかりと親と子どもの間で家庭でのルールが徹底されていれば友だち同士の間でもトラブルになりません。子どもがメールにすぐに返信してこなかったらイライラ理由は、ケータイはいつも持ち歩いているはずだから、メールの返信が遅れるのは無視していると思い込んでしまうからです。この時間にメールを送っても返信が来ないと分かっていれば、全くイライラも何もしないと言います。「充電する場所も、茶の間のここで充電しましょう。部屋にまで持ち込んだら、遅くまでメールをやったり、寝不足になったり、いい事なんて絶対ないからね。メールをやるんだったら、茶の間でちゃんと終わらせてから寝なさい」としっかり子どもに言えばいいのです。何も難しいことではありません。ただ、この当たり前のことが、当たり前にできている家庭が、減っているのが現状です。ご飯を食べる時にメールをしながら親の話も聞かないような子どもが、人の気持ちが分かる子どもに育っていくとは思えません。人は生きていくうえでコミュニケーションが基本です。基本が成り立ってない子どもが、トラブルに巻き込まれてしまうのです。さらにフィルタリングをかけてないから、普段から性的な過激な動画などを見てしまい、このようなことに興味を持ってしまうのです。性行為はお金になるということで、出会い系サイトやプロフィールサイトで援助交際をしてしまう子も出てきてしまうのです。これは、明らかに悪影響です。ですから、フィルタリングというのが必要なのです。ケータイ自体は悪ではありません。いかに正しい利用ができるかということです。包丁と同じです。「包丁は危険よ」とずっと言われていると、誰も料理ができません。よくケータイの持ち込み禁止だけではなくて、ケータイを持たせない運動というのをやっているようなところもありますが、それだけでは、問題解決にはなりません。中学校の先生がこういうことを言っていました。「ケータイについての授業をやろうと思うのだけど、子どもたち誰も持ってないんですよね。持ってない子にいくら先生方が一生懸命説明したとしても、子どもたちはうわの空ですよ」なんて言っているのです。小中学校で全くケータイの恐さを指導をされてない子が、高校生になってケータイを持って、トラブルに巻き込まれているケースは多いです。逆に小中学校の頃からケータイを持っている子どもでも、しっかり親が指導している子どもは、高校になってもフィルタリングをはずそうとしていません。つまり、トラブルに巻き込まれていないのです。今は小学校から情報教育ということでコンピューターの使い方を勉強していますから、自宅にパソコンやDSなどのゲーム機がある子どもは、ケータイがなくても同じことをやっています。自宅外にDSを持ち出し、家電量販店など、無線の電波が通っているところで、DSから殺人予告を書き込んで逮捕された子どももいます。小中学生の9割以上がインターネットに接続できるゲーム機を持っている今の時代、ケータイだけ取り上げても、まったく問題解決にはならないのです。震災以降、子どもの安全のためにもケータイを持たせたいと言う親が増えていますが、GPS機能など防犯に役立つ機能がついたケータイも発売されています。安全のためにケータイを持たせたいのであれば、防犯に役立つ子ども向けのケータイを持たせるべきだと考えます。今後、スマートフォンの普及率が飛躍的に伸びることが予想されていますが、スマートフォンはケータイと言うよりも小型のパソコンと考えるべきです。フィルタリングを設定した場合でも家電量販店やファーストフード店など無線LANサービスをしているところでは、インターネットに接続した場合、実質的にフィルタリングの対象外となってしまい有害サイトにアクセスできてしまう機種もあります。子にケータイを持たせる場合、「なぜ、子どもにケータイを持たせたいのか?」をもう一度考え直してもらいたいと思います。また、ケータイをもたせた場合も、親の義務として、ケータイには、フィルタリングをかけ、食事中、入浴中、勉強中はケータイの利用禁止とし、ケータイは居間でのみ利用する。充電も居間で行うなど、家庭でのルールをしっかりと決め、顔と顔を合わせてのコミュニケーションを大切にして欲しいと思います。


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安川雅史Oriconニュース
http://www.oricon.co.jp/prof/191964/tv/

 

安川雅史が任命された委員等

●東京都知事付属機関青少年問題協議会委員

●文部科学省学習指導要領 教育の情報化の手引き検討委員

●東京都港区子ども・若者支援対策検討委員

●総務省青少年インターネットワーキンググループ構成委員

●文部科学省ネット安全安心全国推進会議委員

●横浜市子ども若者支援協議会検討委員

●東京都子どもネット・ケータイヘルプデスクトータルアドバイザー

●東京都公立学校非公サイト調査・削除要請トータルアドバイザー

●東京都教育相談センタートータルアドバイザー

●参議院国会議員政策担当秘書研修出講

●内閣府ユースアドバイザー養成プログラムテキスト作成委員

●文部科学省ネット安心安全全国推進委員

●文部科学省学校における情報モラル教育の推進事業企画委員

●文部科学省青少年を取り巻く有害環境対策推進事業企画委員

●国立奈良教育大学教育学部特別講師

●文部科学省先端情報通信技術を活用した教育・学習に関する調査検討委員

●文部科学省情報モラル指導者研修ハンドブック制作協力

●文部科学省子どもを守り育てる有識者会議、衆議院青少年に関する特別委員会にて

意見陳述。

 2015年2月17日(火)読売新聞2面「顔」
ネットで子供の悩みを聞く活動が10年目を迎えた教育評論家・安川雅史
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page36
2015年2月20日(金)朝日新聞2面「ひと」
(ひと)安川雅史さん ネットのいじめに立ち向かう元高校教師
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page35
2017年10月18日(水曜日)TONE MOBILE(TSUTAYAの格安スマホ)
教育×スマホを考えるsome-write
どうしたら子供を「LINEいじめ」から守れるか。加害者にも被害者させないために親ができること|TONEモバイル-TSUTAYAのスマホ
https://tone.ne.jp/column/education/line-bullying/ 

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安川雅史日程表
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いじめから子供を守る
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ネットいじめ被害から子供を守る
ネットいじめ・LINEいじめから子供を救う
不登校・ひきこもり対策
LINEいじめ・LINEトラブルから子供を守る最善策
リベンジポルノの被害にあわないための具体策
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安川雅史の深層心理テスト2
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復讐ポルノ被害甚大
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LINEいじめが深刻化「面倒くさい」に仕返し、少女4人逮捕
危うい”プライベート画像”交換
葬式ごっこ、裸の画像…中高生「LINEいじめ」の実態
悪質化が止まらないネットいじめ。身を守るにはどうしたらいい!?
情報モラル指導者研修ハンドブック
わが子どう守る ネットいじめ・トラブルの実態

想像を超えたネットいじめの世界
10代のネットいじめを追う
ネットいじめ・学校裏サイトの現実
衆議院青少年問題に関する特別委員会
青少年ユースアドバイザー養成プログラム

夏休み明けが危ない!LINEいじめに疲弊する子どもたち
「LINEいじめ」3つの要因!「既読」「言葉勘違い」「裏グループ ...
衆議院インターネット審議中継

◇問い合わせ先:全国ICTカウンセラー協会
代表理事 安川雅史
 
【本部事務局】
 
〒103-0011
東京都中央区日本橋大伝馬13-7日本橋大富ビル2階
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TEL:03-6403-4029
FAX:03-6868-5324
HP:http://yasukawanet.com
Mail:info@yasukawanet.com

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